オンラインカジノの利用は犯罪?違法性はある?詐欺返金110番が解説
 

 

「オンラインカジノって本当に違法なの?」

「ネットでは合法って書いてあるサイトを見たけど本当?」

 

といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、オンラインカジノの違法性について、解説していきます。

 

オンラインカジノの違法性について

オンラインカジノの違法性について

 

結論からお伝えしますと、オンラインカジノを日本国内で利用することは、賭博罪や常習賭博罪に該当し、違法です。

 

海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内からオンラインカジノを利用することは違法です。

 

オンラインカジノを紹介するサイトなどでは

  • オンラインカジノは違法でも合法でもないグレーゾーン
  • 海外で合法的に運営されているオンラインカジノは日本で利用しても賭博罪に当たらない

といった誤った情報が拡散されていました。

 

ですが日本国内でのオンラインカジノの利用は紛れもなく犯罪行為なので、誤った情報を鵜呑みにしないようご注意ください。

 

警視庁のHPでも、オンラインカジノは犯罪であると明言しています。

 

日本国内ではオンラインカジノに接続して賭博を行うことは犯罪です。

引用:警視庁HP

 

また、オンラインカジノに係る賭博事犯の取り締まり状況は以下です。

 

令和2年度16件
令和3年度16件
令和4年度10件

 

警察はオンラインカジノに係る賭博事犯を、厳しく取り締まりを行っていることが伺えます。

 

 

 

日本国内で運営されているオンラインカジノの場合

 

日本国内では

 

  • オンラインカジノを運営すること
  • オンラインカジノを利用すること

 

上記のどちらも法律に違反します。

 

オンラインカジノを運営した場合、賭博場開帳図利罪で3月以上5年以下の懲役が科せられます。

 

オンラインカジノを利用した場合、賭博罪で50万円以下の罰金または科料、常習的に賭博を行っていた場合は、常習賭博罪で3年以下の懲役が科せられます。

 

罪名罰則
賭博罪 刑法185条50万円以下の罰金または科料
常習賭博罪 刑法186条1項3年以下の懲役
賭博場開帳図利罪 刑法186条2項前段3月以上5以下の懲役

 

したがって、日本国内で運営されているオンラインカジノを利用した場合でも、賭博罪または常習賭博罪で処罰される可能性がありますので、くれぐれもご注意ください。

 

海外で運営されているオンラインカジノの場合

 

運営元が海外で、海外サーバーを経由しているオンラインカジノの場合、賭博場開帳図利罪には該当しません。

 

なぜなら、海外運営のオンラインカジノは「海外で賭博場を開帳した」という扱いになるからです。

 

ですが、海外で運営されているオンラインカジノを日本で利用した場合、利用客は賭博罪または常習賭博罪に問われる可能性があります。

 

ただし、運営元が海外で、海外サーバーを介したオンラインカジノであったとしても、運営元が日本国内であるとみなされた場合は、この限りではありません。

 

実際に、日本国内で運営されていると判断され、運営業者らが逮捕された事例があります。

 

次項では、オンラインカジノ運営業者・利用者が摘発された事例をご紹介します。

 

 

オンラインカジノの逮捕事例

オンラインカジノの逮捕事例

 

では、実際に日本国内で発生したオンラインカジノの逮捕事例を2つご紹介します。

 

オンラインカジノ運営業者の逮捕事例

 

日本全国で初めてオンラインカジノ運営業者が逮捕された事例をご紹介します。

 

インターネットンのオンラインカジノサイトを運営し、客と賭博したとして、京都府家は2016年6月10日、常習とばく容疑で実質運営者の男ら5人を逮捕したと発表しました。

 

府警によると、無店舗型オンラインカジノの運営者が逮捕されるのは全国初だといいます。

 

逮捕容疑は、容疑者ら5人は共謀し、大阪市内に事務所を設けてオンラインカジノサイトを運営し、サイト上で複数回にわたり不特定多数の客を相手に、ポーカーの賭博をしたとしています。

 

このオンラインカジノサイトは、カジノが合法なオランダ領キュラソー島で営業許可を受けているとサイト上に記載されていたが、サポートは日本語のみで行われていたことなどから、国内で運営されていると判断し、逮捕に至ったということです。

 

 

オンラインカジノプレイヤーが逮捕された事例

 

オンラインカジノで、日本国内で初めてオンラインカジノプレイヤーが逮捕された事例をご紹介します。

 

 

2016年3月10日、自宅のパソコンからインターネットカジノをしていたプレイヤー3人が、賭博の疑いで逮捕されました。

 

逮捕されたプレイヤー3人は、アカウントIDが表示されたゲーム画面やプレイ内容を、SNSやブログで公開していたようです。

 

公開されていた情報をもとに賭博行為の証拠を確認、SNSに開示請求を行い、プレイヤー特定に至ったということです。

 

オンラインカジノサイト自体に違法性はなかったものの、日本国内でオンラインカジノをプレイすることのリスクを再認識させられる事件となりました。

 

 

オンラインカジノ詐欺の被害に遭った場合は?

オンラインカジノ詐欺の被害に遭った場合は?

 

オンラインカジノは、運営業者が逮捕された事例や、利用者が逮捕される事例など、様々な社会問題を引き起こしています。

 

中でも、悪質なオンラインカジノサイトによる詐欺被害の増加が深刻です。

 

そこで、オンラインカジノ詐欺の被害に遭った場合の返金請求の可否について解説します。

 

オンラインカジノ詐欺被害の返金請求はできる?

オンラインカジノ詐欺被害の返金請求はできる?

 

「日本国内でオンラインカジノを利用することは違法だと分かったうえでオンラインカジノを利用し、詐欺被害に遭った場合の返金請求は難しいでしょうか?」というご相談を受けたことがあります。

 

結論からお伝えしますと、オンラインカジノ詐欺の返金請求はできる可能性があります。

 

まずは一度、詐欺返金110番までご相談ください。

 

オンラインカジノ詐欺の手口や返金方法は、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、あわせてご参照ください。

オンラインカジノ詐欺の手口・返金方法

 

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オンラインカジノには要注意!

オンラインカジノには要注意!

 

この記事では、オンラインカジノの違法性について解説しました。

 

オンラインカジノを日本国内で利用することは法律で禁じられていますので、くれぐれもご注意ください。

 

ですが、日本国内で利用することが違法であることを逆手にとり、詐欺行為を行う悪質なオンラインカジノ業者が存在していることも事実です。

 

そのため、オンラインカジノ詐欺の被害に遭ってしまった場合は、まずは一度、詐欺返金110番までご相談ください。

 

ご相談者様の力強い味方になれるよう、被害回復に向けた各種サポートを無料で行います。

 

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