UNLCOIN-JP仮想通貨取引所には要注意！その手口や返金方法を解説

「UNLCOIN-JPでの仮想通貨取引を勧められたけど、大丈夫？」

「UNLCOIN-JP仮想通貨取引所は詐欺？」

UNLCOIN-JP仮想通貨取引所について、こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論からお伝えしますと、UNLCOIN-JPは詐欺業者によって運営されている、架空の仮想通貨取引所である可能性が高いです。

当サイトでも、UNLCOIN-JPで仮想通貨詐欺の被害に遭ったという相談が寄せられており、高額被害も確認されているため、UNLCOIN-JPでの取引は絶対にしないようご注意ください。

そこでこの記事では、UNLCOIN-JP仮想通貨詐欺の手口や返金方法について、解説します。

UNLCOIN-JPが詐欺であると考えられる理由

まずはじめに、UNLCOIN-JP仮想通貨取引所が詐欺であると考えられる理由を解説します。

UNLCOIN-JPの会社概要が怪しい

UNLCOIN-JPについての調査結果は以下の通りです。

UNLCOIN-JPの会社情報を調査したところ、判明したのはメールアドレスのみでした。

UNLCOIN-JPのサイト内では、「アメリカに本社があり、アメリカのMSBライセンスを取得している」との記載がありますが、本社の所在地やライセンス番号に関する情報の記載は一切ありません。

また、問い合わせ方法もメールアドレスのみで、電話番号も記載されていないことから、非常に怪しい業者であることがわかりました。

仮想通貨取引所は、顧客の大切な資金を預かる場所であるため、会社概要の詳細や安全管理の体制、情報の透明性などが求められます。

UNLCOIN-JPでは、これら全ての詳細が不明であるため、詐欺業者であると考えられます。

UNLCOIN-JPの利用規約が怪しい

UNLCOIN-JPサイト内の利用規約を確認したところ、非常に気になる文面を見つけました。

 ユーザーは、アカウントおよびアカウント内の残高が様々な理由により一時的に停止され、ユーザーがアクセスできなくなる可能性があることを理解し、了承するものとします。ユーザーは、当社を免責することに同意し、取られる措置に起因する損害に関する一切の権利、請求または訴因を放棄するものとします。

つまりこれは、「UNLCOIN-JP側の都合で出金拒否をします」と宣言していると捉えることができます。

事実、UNLCOIN-JP仮想通貨詐欺では、サイト上では利益が出ていると表示されるにもかかわらず、出金しようとすると「マネーロンダリングの疑いで出金できない」「決済資金がないと追加入金を求められた」「決済不履行で高額な違約金を請求された」など、出金できないトラブルが数多く確認されています。

以上の二点から、UNLCOIN-JPは詐欺であると考えられます。

UNLCOIN-JP仮想通貨詐欺とは

UNLCOIN-JP仮想通貨詐欺では、SNS上に掲載されている投資関連の広告にアクセスしたことをきっかけに、UNLCOIN-JP仮想通貨取引所での投資を勧誘され、お金を騙し取られるという被害が多発しています。

UNLCOIN-JPのサイト上では利益が出ているように表示されていますが、いざ利益分を出金しようとすると、「保証金の支払い」や「所得税の支払い」などの名目でさらなる入金を求められます。

追加入金をしても出金することができず、最終的にアカウントにログインできなくなり、多額のお金を騙し取られてしまうというものです。

では、UNLCOIN-JP仮想通貨詐欺は、どのような手口で勧誘を行っているのでしょうか。

UNLCOIN-JP仮想通貨詐欺で良くみられている手口をご紹介します。

1：SNS上の詐欺広告から集客する

近年、InstagramやFacebook上では、投資への勧誘を謳った詐欺広告が大量に掲載されています。

詐欺広告とは、実在する証券会社の名前やロゴ、実業家や経済学者、著名人などの名や画像を無断で使用した、詐欺グループによって配信されている投資関連の広告のことです。

「実在する会社名を騙る」「著名人の画像を無断使用する」といった手口から、投資関連のYouTube動画などを無断盗用して広告を配信するなどといった手口が横行しており、詐欺広告から投資詐欺の被害に巻き込まれるという事例が相次いでいます。

投資に関する詐欺広告の共通点は、詐欺広告をクリックするとLINEアカウントの追加へと誘導されるという点です。

SNSやインターネット上に掲載されている投資関連の広告をクリックしたのち、LINEアカウントの追加へ誘導された場合は詐欺だと考えられるため、くれぐれもご注意ください。

詐欺広告については、こちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。

仮想通貨詐欺の返金

【注意喚起】GBSHという仮想通貨取引所のご利用にはご注意ください

近年、GBSHという仮想通貨取引所での投資を勧誘され、お金を騙し取られる仮想通貨詐欺の被害が急増しています。 詐欺返金110番でも、GBSHで仮想通貨詐欺の被害に遭ったという相談が急増しており、高額被害も相次いでいることから、事態の深刻さが窺えます。 そこでこの記事では、同様の詐欺被害を防ぐた...

投資詐欺の返金

投資に関する詐欺広告が急増！著名人の名を騙る広告に要注意

InstagramやFacebook上で、著名人の画像を使用した投資に関する詐欺広告による被害が急増しています。 そこでこの記事では、詐欺広告の手口や見分け方について、解説します。 投資に関連する詐欺広告とは InstagramやFacebook上で、著名人の画像が使用された投資に関する広...

2：LINEの友だち追加へ誘導される

詐欺広告へアクセスすると、LINEアカウントの友だち追加へと誘導されます。

その際、追加するLINEアカウント名が、名門プリンストン大学で教授を務める経済学者の清滝信弘氏や、東京大学の教授を務めている経済学者の澤田康幸氏、お笑い芸人で絵本作家の西野亮廣氏など、著名人の名とプロフィール画像になっている事例が数多く確認されています。

その他にも、日本人女性や男性など、架空の人物を装っているケースもあります。

LINEアカウントの友だち追加後は、LINEでのやり取りの中でUNLCOIN-JP仮想通貨取引所での投資を勧誘されます。

その際、「UNLCOIN-JP仮想通貨取引所に登録すると5000USTDがもらえる」などと勧誘されたり、ターゲットを信頼させるために投資について学べる本を無料で配布したりする手口が確認されています。

詐欺広告からアクセスする他に、見知らぬ人物から突然、投資に関する勉強会を騙るLINEグループやオープンチャットに招待され、そこからUNLCOIN-JP仮想通貨取引所での投資へ勧誘される事例も発生しています。

投資に関するLINEグループやオープンチャットでは、ランダムに招待された人のほかに、サクラ会員が多数用意されており、仮想通貨に投資して得た利益などの嘘の情報を発信し、UNLCOIN-JP仮想通貨取引所で投資をすれば儲かると思わせるような誘導を行っています。

情報を鵜呑みにしてお金を騙し取られないよう、くれぐれもご注意ください。

UNLCOIN-JP仮想通貨詐欺の返金方法は？

当サイトにも、「UNLCOIN-JP仮想通貨詐欺の返金はできるのでしょうか？」というご相談が多数寄せられています。

結論からお伝えしますと、UNLCOIN-JP仮想通貨詐欺の返金は非常に困難であると考えられます。

なぜならUNLCOIN-JP仮想通貨詐欺は、口座振り込みやカード決済によりお金を騙し取られる詐欺被害とは異なり、海外送金や仮想通貨を使って入金することが多く、お金の流れを追うことが非常に困難だからです。

UNLCOIN-JP仮想通貨詐欺について解説しているブログやサイトの中には、弁護士に相談すれば返金の可能性があると謳っているところもあります。

ですが、これらの業者の中には、「返金が難しい事案であるにもかかわらず、返金の可能性を謳い、着手金を騙し取る」悪質な業者も確認されています。

着手金とは、事件を依頼した段階で発生する費用であり、依頼者の希望が叶う・叶わないにかかわらず原則返金されません。

また、着手金の相場は、被害総額の5％程度で算出されるケースが多いです。

そのため、被害額が大きければ大きいほど、着手金も高額になります。

ただでさえ詐欺被害による経済的損失を被っている依頼者にとって、高額な着手金が金銭的な二次被害となってしまいます。

弁護士や探偵事務所に返金相談をする際、着手金が発生する場合にはくれぐれもご注意ください。

UNLCOIN-JP仮想通貨詐欺には要注意

この記事では、UNLCOIN-JP仮想通貨詐欺の手口や返金方法について解説しました。

当サイトでは様々な詐欺被害のご相談を受け付けていますが、ここ最近ではUNLCOIN-JP仮想通貨詐欺の被害相談が増えています。

UNLCOIN-JP仮想通貨詐欺をはじめ、様々な投資詐欺では莫大な金額を騙し取られてしまうことも多くあり、金額が増えれば増えるほど、詐欺であると思いたくないあまりに追加入金してしまい、被害額が膨れ上がってしまうという方もいらっしゃいます。

近年では、投資詐欺の手口が非常に巧妙化しているため、詐欺を見分けることが非常に難しくなってます。

そのため、著名人の写真が掲載された投資関連の広告、見知らぬ相手から招待されたLINEグループやオープンチャット、著名人の名を騙るLINEアカウントなどからの勧誘には、くれぐれもご注意ください。

また、「返金が難しい事案であるにもかかわらず、返金の可能性を謳い、着手金を騙し取る」悪質な業者も確認されています。

着手金による二次被害にも、併せてご注意ください。

当サイトしての願いは、投資詐欺の被害に遭う方が一人でも多く減ることです。

この記事が、被害撲滅の一助になれば幸いです。