Ameriprise Financialは悪質詐欺!?返金可能!?
名称 | Ameriprise Financial |
---|---|
運営会社 | Ameriprise Financial, Inc. |
所在地 | 東京都港区虎ノ門1丁目17-1 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー |
電話番号 | 03-6824-6155 |
メール | 不明 |
目次
近年、Ameriprise Financial(アメリプライズファイナンシャル)という米国に本社を構える金融企業の名を騙り、FXや原油取引への投資を勧誘し、お金を騙し取る詐欺の被害が急増しています。
「アメリプライズファイナンシャルが日本進出しているのは本当?」
「Ameriprise Financialの上級アナリスト兼副社長である横山秀吉は信頼できる人物?」
「アメリプライズファイナンシャルはFX詐欺?」
この記事をご覧の方の中には、こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
結論からお伝えしますと、Ameriprise Financialが日本進出した事実はなく、上級アナリスト兼副社長の横山秀吉は架空の人物であり、Ameriprise Financialを騙った詐欺業者による大規模な投資詐欺であることが判明しました。
当サイトでも、Ameriprise FinancialでFX詐欺の被害に遭ったという相談が寄せられており、高額被害も確認されているため、Ameriprise Financialを騙るFX取引所での投資は絶対にしないようご注意ください。
この記事では、アメリプライズファイナンシャルを騙るFX詐欺の手口や返金方法について、詐欺返金110番が詳しく解説していきます。
※この記事で記載しているAmeriprise Financialは、実在するAmeriprise Financialではなく、Ameriprise Financialを騙る詐欺業者のことを指します。
アメリプライズファイナンシャルが詐欺業者であると考えられる理由
実在するAmeriprise Financialは、1894年にアメリカのデラウェア州で設立され、ミネソタ州ミネアポリスに本社を置く金融サービス会社です。
そんなAmeriprise Financialの社名を騙り、FXや原油取引への投資を勧誘し、お金を騙し取る被害が確認されてます。
ではここで、なぜAmeriprise FinancialのFX取引所が、実在するAmeriprise Financialが運営している公式のFX取引所ではなく、Ameriprise Financialを騙る詐欺業者によって運営されているサイトなのかについて解説します。
アメリプライズファイナンシャルの会社情報が虚偽の内容
Ameriprise Financialを騙るFX取引所についての調査結果は以下の通りです。
FX業者名 | Ameriprise Financial |
運営会社 | Ameriprise Financial, Inc. |
所在地 | 東京都港区虎ノ門1丁目17-1 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー |
電話番号 | 03-6824-6155 |
メールアドレス | 不明 |
Ameriprise Financialを騙るFX取引所を調査したところ、サイトに記載されていたアメリプライズファイナンシャルの所在地は、虚偽の住所であることが判明しました。
その理由には
- 所在地の住所が最後まで正しく記載されていないこと
- 虎ノ門ヒルズにAmeriprise Financialが入居している事実がないこと
が、挙げられます。
また、問い合わせ先として掲載されている電話番号は、フリーダイヤルとして記載されているにもかかわらず、03の市外局番から始まる電話番号であること、また電話番号から企業の情報が一切不明であることから、でたらめな電話番号を掲載していることが考えられます。
さらに、アメリプライズファイナンシャルを騙るサイトは、日本に実在するGMOクリック証券のホームページのデザインや文言などが盗用されていることが判明しました。
アメリプライズファイナンシャルのサイトのトップページにGMOクリック証券の画像が使われているという、通常のFX取引所では考えられない非常に杜撰な運営が行われていることがわかります。
- 所在地の住所にAmeriprise Financialが入居している事実がない
- フリーダイヤルと記載された電話番号が市外局番から始まっている
- Ameriprise FinancialのサイトはGMOクリック証券のデザインや文言などを盗用している
FX取引所は、顧客の大切な資金を預かる場所であるため、会社概要の詳細や安全管理の体制、情報の透明性などが求められますが、Ameriprise Financialは、これら全ての情報が不明であるため、詐欺業者であると考えられます。
Ameriprise Financialは金融庁に登録されていない
海外で運営されているFX取引所であっても、日本居住者に向けてFX取引所の運営や勧誘、助言などを行う場合、金融商品取引法に基づき、金融庁への登録が必要です。
ネット上では、「海外のFX業者は外国の金融ライセンスを取得していれば、日本の金融庁への登録は必要ない」という誤った情報が散見されていますが、外国の金融ライセンスを取得していたとしても、日本居住者に向けて投資への勧誘や助言を行う場合は金融庁への登録が必要です。
Ameriprise Financialは、日本の金融庁への登録がされていなことはもちろん、海外の金融ライセンス情報の詳細もないことから、無認可・無登録でFX取引所を運営している詐欺サイトである可能性が非常に高いと考えられます。
近年、無登録事業者による詐欺の被害が多発しているため、株やFX、仮想通貨などの投資を行う際は、金融庁に登録・認可された事業者か必ず確認するしてください。
Ameriprise Financialは出金できない
Ameriprise Financialが詐欺であると考えられる理由の一つに、出金ができないことがあげられます。
近年の投資詐欺では、「出金できない」ことから詐欺被害に気が付くケースが多く見られているからです。
アメリプライズファイナンシャルのサイト上では利益がでていると表示されているため、利益分を出金しようとすると、「マネーロンダリングの疑いで出金できない」「決済資金がないと追加入金を求められた」「決済不履行で高額な違約金を請求された」といった保証金や税金、違約金などの名目で追加入金を求められます。
しかし、被害者の話によると、アメリプライズファイナンシャルは「少額の出金申請には対応してもらえたが、まとまった額を出金しようとすると出金できなくなる」といった声も多くあったことから、出金できることで相手を信頼させた後に高額なお金を入金させ、お金を騙し取るという巧妙な手口が使われていたことが明らかになりました。
「出金できない=投資詐欺」であると考えられるため、被害額を増やさないためにも追加入金は絶対しないようご注意ください。
Ameriprise FinancialのFX詐欺手口とは
Ameriprise Financialを騙るFX詐欺では、サイト上で得た利益を出金しようとすると、利益の10%を管理費として支払うことを要求されたり、管理費を支払った後は利益に対する支払いを要求されたりなど、出金できないという被害が報告されています。
そこで、アメリプライズファイナンシャルのFX詐欺手口をみていきましょう。
1:SNS上の詐欺広告から集客する
近年、InstagramやFacebook上では、投資への勧誘を謳った詐欺広告が大量に掲載されています。
詐欺広告とは、実在する証券会社の名前やロゴ、実業家や経済学者、著名人などの名や画像を無断で使用した、詐欺グループによって配信されている投資関連の広告のことです。
「実在する会社名を騙る」「著名人の画像を無断使用する」といった手口から、投資関連のYouTube動画などを無断盗用して広告を配信するなどといった手口が横行しており、詐欺広告から投資詐欺の被害に巻き込まれるという事例が相次いでいます。
投資に関する詐欺広告の共通点は、詐欺広告をクリックすると最終的にLINEアカウントの追加へと誘導されるという点です。
SNSやインターネット上に掲載されている投資関連の広告をクリックしたのち、LINEアカウントの追加へ誘導された場合は詐欺だと考えられるため、くれぐれもご注意ください。
詐欺広告については、こちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。
2:LINEの友だち追加へ誘導される
詐欺広告へアクセスすると、LINEアカウントの友だち追加へと誘導されます。
その後Ameriprise Financialの投資情報を交換する名目のLINEグループチャットへ招待されます。
アメリプライズファイナンシャルFX詐欺では、LINEやLINEグループで、Ameriprise Financialの上級アナリスト兼副社長を自称する【横山秀吉】から勧誘され、お金を騙し取られたという被害報告が数多くあがっています。
LINEグループチャット内では、”投資の先生”と呼ばれる人物や、そのアシスタントを名乗る人物、サクラ会員ら多数用意されており、投資で得た利益や、購入するべき原油の情報などが発信されており、Ameriprise Financialで投資をすれば儲かると思わせたり、横山秀吉の言うとおりに投資をすれば儲かると思わせるような誘導を行っています。
横山 秀吉
山川博
中村早穂
杉浦悟
戸谷啓一郎
山内幸代
渋谷松博
清水あいり
篠田はつみ
加藤浩之
上記で確認されている人物名以外にも、新たな人物が増えていると考えられるため、くれぐれもご注意ください。
また、詐欺広告からアクセスする他にも、見知らぬ人物から突然、投資に関する勉強会を騙るLINEグループやオープンチャットに招待され、そこからAmeriprise Financialでの投資詐欺へ勧誘される事例も発生しています。
Ameriprise Financialでの投資を勧誘するLINEグループは多数確認されており、全て違うグループ名で勧誘を行っていることが確認されています。
アメリプライズファイナンシャルのLINEグループをはじめ、投資に関するLINEグループやオープンチャットはすべて詐欺であると考えられるため、情報を鵜呑みにしてお金を騙し取られないよう、くれぐれもご注意ください。
Ameriprise FinancialのFX詐欺の返金方法は?
当サイトに、「Ameriprise Financial投資詐欺の返金はできるのでしょうか?」というご相談が多数寄せられています。
結論からお伝えしますと、アメリプライズファイナンシャルのFX詐欺の返金は非常に困難であると考えられます。
なぜならAmeriprise FinancialのFX詐欺は、口座振り込みやカード決済によりお金を騙し取られる詐欺被害とは異なり、海外送金や仮想通貨を使って入金することが多く、お金の流れを追うことが非常に困難だからです。
また、Ameriprise FinancialのFX詐欺について解説しているブログやサイトの中には、弁護士に相談すれば返金の可能性があると謳っているところもあります。
ですが、これらの業者の中には、「返金が難しい事案であるにもかかわらず、返金の可能性を謳い、着手金を騙し取る」悪質な業者も確認されています。
着手金とは、事件を依頼した段階で発生する費用であり、依頼者の希望が叶う・叶わないにかかわらず原則返金されません。
また、着手金の相場は、被害総額の5%程度で算出されるケースが多いです。
被害総額の5%だった場合 |
被害総額500万円 ⇒ 25万円の着手金 |
被害総額1000万円 ⇒ 50万円の着手金 |
被害総額3000万円 ⇒ 150万円の着手金 |
被害総額1億円 ⇒ 500万円の着手金 |
そのため、被害額が大きければ大きいほど、着手金も高額になります。
ただでさえ詐欺被害による経済的損失を被っている依頼者にとって、高額な着手金が金銭的な二次被害となってしまいます。
弁護士や探偵事務所に返金相談をする際、着手金が発生する場合にはくれぐれもご注意ください。
アメリプライズファイナンシャルを騙るFX詐欺には要注意!
この記事では、Ameriprise Financialを騙るFX詐欺の手口や返金方法について解説しました。
- Ameriprise Financialの会社情報が虚偽の内容
- アメリプライズファイナンシャルは金融庁に登録されていない
- Ameriprise Financialは出金できない
以上のことから、Ameriprise Financialを騙るFX取引所は詐欺業者によって運営されていることが分かりました。
勧誘手口は巧妙化しており、様々な手口が見受けられていますが、現時点での詐欺の見分け方は以下です。
- SNS上の投資広告からLINEの追加へ誘導される
- 投資に関するLINEグループに招待される
投資詐欺を防ぐためには、手口や事例を知っておくことがとても大切です。
当サイトの願いは、FX詐欺の被害に遭う方が一人でも多く減ることです。
この記事を通して、少しでも多くの方が詐欺被害を未然に防げることを願っております。
FX詐欺の詳しい手口はこちらの記事でご紹介していますので、あわせてご参照ください。