DRW Holdingsは悪質詐欺!?返金可能!?
名称 | DRW Holdings |
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運営会社 | DRW Holdings, LLC. |
所在地 | 不明 |
電話番号 | 不明 |
メール | 不明 |
目次
近年、DRW Holdingsという米国に本社を構える金融企業の名を騙り、FXへの投資を勧誘し、お金を騙し取る詐欺の被害が急増しています。
「DRW Holdingsが日本進出しているのは本当?」
「DRW Holdingsの日本事務所の代表兼シニアアナリストの牧野健一郎は信頼できる人物?」
「DRW HoldingsはFX詐欺?」
この記事をご覧の方の中には、こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
結論からお伝えしますと、DRW Holdingsが日本進出した事実はなく、日本事務所の代表兼シニアアナリストを名乗る牧野健一郎は架空の人物であり、DRW Holdingsを騙った詐欺業者による大規模な投資詐欺であることが判明しました。
当サイトでも、DRW HoldingsでFX詐欺の被害に遭ったという相談が寄せられており、高額被害も確認されているため、DRW Holdingsを騙るFX取引所での投資は絶対にしないようご注意ください。
この記事では、DRW Holdingsを騙るFX詐欺の手口や返金方法について、詐欺返金110番が詳しく解説していきます。
※この記事で記載しているDRW Holdingsは、実在するDRW Holdingsではなく、DRW Holdingsを騙る詐欺業者のことを指します。
DRW Holdingsが詐欺業者であると考えられる理由
実在するDRW Holdingsは、1992年に設立され、アメリカ・シカゴに本社を構える投資会社で、様々な金融商品の取引を行っています。
DRWは、投資家から資金を預かって運用するのではなく、自己資金のみを運用する投資専門会社で、各地に10の支社を構える非常に大きな会社です。
そんなDRW Holdingsの社名を騙り、FXや原油の先物取引への投資を勧誘し、お金を騙し取る被害が確認されてます。
ではここで、なぜDRW HoldingsのFX取引所が、実在するDRW Holdingsが運営している公式のFX取引所ではなく、DRW Holdingsを騙る詐欺業者によって運営されているサイトなのかについて解説します。
DRW Holdingsの会社情報の詳細が不明
DRW Holdingsを騙るFX取引所についての調査結果は以下の通りです。
FX業者名 | DRW Holdings |
運営会社 | DRW Holdings, LLC. |
所在地 | 不明 |
電話番号 | 不明 |
メールアドレス | 不明 |
ライセンス | NFA ID:0558899 MSB :31000251040853 |
DRW Holdingsを騙るFX取引所を調査したところ、所在地や問い合わせ先などが一切記載されていませんでした。
また、取得しているとされているNFA(全米先物協会)の会員番号や、MSB(Money Services Business)のライセンスは、実在するDRW Holdingsが取得したものであり、DRW Holdingsを騙るFX取引業者が取得したものではありません。
FX取引所は、顧客の大切な資金を預かる場所であるため、会社概要の詳細や安全管理の体制、情報の透明性などが求められますが、DRW Holdingsは、これら全ての情報が不明であるため、詐欺業者であると考えられます。
さらに、ドメイン情報を調査したところ、2023年9月16日に立ち上げられたばかりのサイトであることが判明しました。
近年のFX詐欺サイトは、”次々に新しいサイトを立ち上げ、短期間で閉鎖する”という特徴があります。
これらのことから、DRW Holdingsを騙るFX取引所も同様に、詐欺目的で立ち上げられたサイトであると考えられます。
DRW Holdingsの日本支社は存在しない
DRWを騙るFX詐欺では、DRW高頻度取引企業の日本金融市場分析の責任者や、日本事務所の代表兼シニアアナリストなどと名乗る【牧野 健一郎】という人物の存在が確認されています。
実在するDRW Holdingsの公式サイトを確認したところ、DRWは日本に支社を構えていないことが分かりました。
DRWは世界各地に10の支社を持つ大きな企業です。
そのため、もし本当にDRWが日本支社を新たに構えるということであれば、公式サイトに必ず記載があるはずです。
にもかかわらず、日本支社に関する記載が一切ないことから、DRWを騙る詐欺であると考えられます。
日本事務所の代表を騙る牧野健一郎は架空の人物
DRWの日本金融市場分析の責任者や日本事務所の代表などを騙る人物【牧野 健一郎】について調査したところ、架空の人物であることがわかりました。
その理由は、牧野健一郎として使用されている画像は、中国の画像サイトで販売されている写真であることが判明したからです。
また、DRW Holdingsの牧野健一郎について検索すると、noteやYouTubeなどの媒体で、DRWが不自然に宣伝されていることが確認できました。
近年、類似の類似の投資詐欺では、「取引所について検索をした人に”詐欺ではない”と信じ込ませるため、偽の宣伝ブログやYouTube動画などを複数作成して宣伝する」という手口が良く使われています。
さらに、福岡新聞を騙る偽サイトを作成したうえで、DRW牧野健一郎を宣伝している記事まで作られていたことから、通常のFX取引所では考えられない運営が行われていることが分かります。
これらのことから、牧野健一郎は架空の人物であり、DRWは詐欺業者によって運営されていると考えられます。
DRW Holdingsは金融庁に登録されていない
海外で運営されているFX取引所であっても、日本居住者に向けてFX取引所の運営や勧誘、助言などを行う場合、金融商品取引法に基づき、金融庁への登録が必要です。
ネット上では、「海外のFX業者は外国の金融ライセンスを取得していれば、日本の金融庁への登録は必要ない」という誤った情報が散見されていますが、外国の金融ライセンスを取得していたとしても、日本居住者に向けて投資への勧誘や助言を行う場合は金融庁への登録が必要です。
DRW Holdingsは、日本の金融庁への登録がされていなことはもちろん、海外の金融ライセンス情報の詳細もないことから、無認可・無登録でFX取引所を運営している詐欺サイトである可能性が非常に高いと考えられます。
近年、無登録事業者による詐欺の被害が多発しているため、株やFX、仮想通貨などの投資を行う際は、金融庁に登録・認可された事業者か必ず確認するしてください。
DRW Holdingsは出金できない
DRW Holdingsが詐欺であると考えられる理由の一つに、出金ができないことがあげられます。
近年の投資詐欺では、「出金できない」ことから詐欺被害に気が付くケースが多く見られているからです。
DRW Holdingsのサイト上では利益がでていると表示されているため、利益分を出金しようとすると、「マネーロンダリングの疑いで出金できない」「決済資金がないと追加入金を求められた」「決済不履行で高額な違約金を請求された」といった保証金や税金、違約金などの名目で追加入金を求められます。
「出金できない=投資詐欺」であると考えられるため、被害額を増やさないためにも追加入金は絶対しないようご注意ください。
DRW HoldingsFX詐欺の手口とは
それでは、DRW HoldingsのFX詐欺手口をみていきましょう。
1:SNS上の詐欺広告から集客する
近年、InstagramやFacebook上では、投資への勧誘を謳った詐欺広告が大量に掲載されています。
詐欺広告とは、実在する証券会社の名前やロゴ、実業家や経済学者、著名人などの名や画像を無断で使用した、詐欺グループによって配信されている投資関連の広告のことです。
「実在する会社名を騙る」「著名人の画像を無断使用する」といった手口から、投資関連のYouTube動画などを無断盗用して広告を配信するなどといった手口が横行しており、詐欺広告から投資詐欺の被害に巻き込まれるという事例が相次いでいます。
投資に関する詐欺広告の共通点は、詐欺広告をクリックすると最終的にLINEアカウントの追加へと誘導されるという点です。
SNSやインターネット上に掲載されている投資関連の広告をクリックしたのち、LINEアカウントの追加へ誘導された場合は詐欺だと考えられるため、くれぐれもご注意ください。
詐欺広告については、こちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。
2:LINEの友だち追加へ誘導される
詐欺広告へアクセスすると、LINEアカウントの友だち追加へと誘導されます。
その後DRW Holdingsの投資情報を交換する名目のLINEグループチャットへ招待されます。
DRW HoldingsFX詐欺では、LINEやLINEグループで、DRW Holdingsの日本事務所の代表兼シニアアナリストを自称する【牧野健一郎】から勧誘され、お金を騙し取られたという被害報告が数多くあがっています。
LINEグループチャット内では、”投資の先生”と呼ばれる人物や、そのアシスタントを名乗る人物、サクラ会員ら多数用意されており、投資で得た利益や、購入するべき原油の情報などが発信されており、DRW Holdingsで投資をすれば儲かると思わせたり、小池邦利の言うとおりに投資をすれば儲かると思わせるような誘導を行っています。
牧野 健一郎
桂木 大輔
桥本 晴奈
上記で確認されている人物名以外にも、新たな人物が増えていると考えられるため、くれぐれもご注意ください。
また、詐欺広告からアクセスする他にも、見知らぬ人物から突然、投資に関する勉強会を騙るLINEグループやオープンチャットに招待され、そこからDRW HoldingsでのFX詐欺へ勧誘される事例も発生しています。
DRW Holdingsでの投資を勧誘するLINEグループは多数確認されており、全て違うグループ名で勧誘を行っていることが確認されています。
DRW HoldingsのLINEグループをはじめ、投資に関するLINEグループやオープンチャットはすべて詐欺であると考えられるため、情報を鵜呑みにしてお金を騙し取られないよう、くれぐれもご注意ください。
DRW HoldingsFX詐欺の返金方法は?
当サイトに、「DRW HoldingsFX詐欺の返金はできるのでしょうか?」というご相談が多数寄せられています。
結論からお伝えしますと、DRW HoldingsのFX詐欺の返金は非常に困難であると考えられます。
なぜならDRW HoldingsのFX詐欺は、口座振り込みやカード決済によりお金を騙し取られる詐欺被害とは異なり、海外送金や仮想通貨を使って入金することが多く、お金の流れを追うことが非常に困難だからです。
また、DRW HoldingsFX詐欺について解説しているブログやサイトの中には、弁護士に相談すれば返金の可能性があると謳っているところもあります。
ですが、これらの業者の中には、「返金が難しい事案であるにもかかわらず、返金の可能性を謳い、着手金を騙し取る」悪質な業者も確認されています。
着手金とは、事件を依頼した段階で発生する費用であり、依頼者の希望が叶う・叶わないにかかわらず原則返金されません。
また、着手金の相場は、被害総額の5%程度で算出されるケースが多いです。
被害総額の5%だった場合 |
被害総額500万円 ⇒ 25万円の着手金 |
被害総額1000万円 ⇒ 50万円の着手金 |
被害総額3000万円 ⇒ 150万円の着手金 |
被害総額1億円 ⇒ 500万円の着手金 |
そのため、被害額が大きければ大きいほど、着手金も高額になります。
ただでさえ詐欺被害による経済的損失を被っている依頼者にとって、高額な着手金が金銭的な二次被害となってしまいます。
弁護士や探偵事務所に返金相談をする際、着手金が発生する場合にはくれぐれもご注意ください。
DRW Holdingsを騙るFX詐欺には要注意!
この記事では、DRW Holdingsを騙るFX詐欺の手口や返金方法について解説しました。
- DRW Holdingsの会社情報の詳細が不明
- DRW Holdingsに日本支社は存在しない
- DRW Holdingsの牧野健一郎は架空の人物
- レイモンドジェームズは金融庁に登録されていない
- レイモンドジェームズは出金できない
以上のことから、DRW Holdingsを騙るFX取引所は詐欺業者によって運営されていることが分かりました。
勧誘手口は巧妙化しており、様々な手口が見受けられていますが、現時点での詐欺の見分け方は以下です。
- SNS上の投資広告からLINEの追加へ誘導される
- 投資に関するLINEグループに招待される
投資詐欺を防ぐためには、手口や事例を知っておくことがとても大切です。
当サイトの願いは、FX詐欺の被害に遭う方が一人でも多く減ることです。
この記事を通して、少しでも多くの方が詐欺被害を未然に防げることを願っております。
FX詐欺の詳しい手口はこちらの記事でご紹介していますので、あわせてご参照ください。