【注意喚起】GBSHという仮想通貨取引所のご利用にはご注意ください
 

 

近年、GBSHという仮想通貨取引所での投資を勧誘され、お金を騙し取られる仮想通貨詐欺の被害が急増しています。

 

詐欺返金110番でも、GBSHで仮想通貨詐欺の被害に遭ったという相談が急増しており、高額被害も相次いでいることから、事態の深刻さが窺えます。

 

そこでこの記事では、同様の詐欺被害を防ぐため、注意喚起も込めてGBSH仮想通貨詐欺の手口や特徴、返金方法について、解説します。

 

GBSH仮想通貨詐欺とは

GBSH仮想通貨詐欺とは

 

GBSH仮想通貨詐欺では、SNS広告やLINEグループなどからGBSH仮想通貨取引所での仮想通貨投資を勧誘され、お金を騙し取られる被害が多発しています。

 

GBSH仮想通貨詐欺の手口
  1. 日本円でビットコインやイーサリアムといった仮想通貨を購入
  2. その後GBSHに送金してUSDTに交換
  3. BHEという未上場の暗号資産やHESという水素エネルギープロジェクトの暗号資産を購入させられる

 

サイト上では利益が出ているように表示されていますが、いざ利益分を出金しようとすると、「保証金の支払い」「所得税の支払い」などの名目でさらなる入金を求められ、多額のお金を騙し取られてしまいます。

 

では、GBSH仮想通貨詐欺は、どのような手口で勧誘を行っているのでしょうか。

 

GBSH仮想通貨詐欺で良くみられている手口をご紹介します。

 

 

SNS上の詐欺広告から集客する手口

 

InstagramやFacebook上で、詐欺広告が急増しています。

 

詐欺広告とは、実業家として有名な前澤友作氏や堀江貴文氏、YouTuberのヒカキン氏などの著名人画像を無断で使用した、詐欺グループによって配信されている投資関連の広告のことです。

 

「実在する会社名を騙る」「著名人の画像を無断使用する」といった手口が横行しており、詐欺広告から投資詐欺の被害に巻き込まれてしまいます。

 

GBSH仮想通貨詐欺では、堀江貴文氏を名乗るLINEアカウントの追加へ誘導され、仮想通貨を騙し取られるという被害が確認されています。

 

また、村上ファンドの元代表・村上世彰氏を騙るLINEアカウントで、仮想通貨への投資詐欺を仕掛けていることも確認されています。

 

堀江貴文氏は自身のYouTubeチャンネルで、村上世彰氏は村上財団公式Twitterで注意喚起をしています。

 

【注意喚起】Twitter、Facebook、instagramなどで、弊財団の創設者である村上世彰になりすました偽アカウントが複数確認されています。村上世彰は、個人的なSNSは一切開設しておりません。トラブルが生じましても、弊財団は一切関知致しませんのでご了承ください。

村上財団(村上世彰・村上フレンツェル玲)

 

どのパターンにも共通しているのが、詐欺広告をクリックするとLINEアカウントへ誘導されるという点です。

広告をクリックしたのち、LINEアカウントへ誘導された場合は詐欺だと考えられるため、くれぐれもご注意ください。

 

詐欺広告については、こちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。

 

 

 

LINEグループに追加される手口

 

また、LINEグループやLINEのオープンチャットに勝手に追加され、そこからGBSH仮想通貨詐欺へ巻き込まれる事例も確認されています。

 

LINEグループやオープンチャットでは、ランダムに追加された人のほかに、サクラ会員が多数用意されており、仮想通貨に投資して得た利益などの嘘の情報を発信し、GBSHで仮想通貨に投資すれば儲かると思わせるような誘導を行っています。

 

また、LINEグループやオープンチャットでは、前項でご紹介したように、堀江貴文氏や村上世彰氏など、実在する著名人の名を騙るLINEアカウントで勧誘する手口や、実在する証券会社の関係者を騙る手口が確認されています。

 

見知らぬ相手からLINEグループやオープンチャットに追加された場合は、詐欺であると考えられるため、くれぐれもご注意ください。

 

 

 

GBSH仮想通貨取引所は詐欺であると考えられる理由

GBSH仮想通貨取引所は詐欺であると考えられる理由

 

ではここで、GBSH仮想通貨取引所が詐欺であると考えられる理由を解説します。

 

 

ライセンス情報が一致しない

 

GBSHのサイトを確認すると、ホームページ下部に

GBSH.INC当社は、このウェブサイトの所有権および使用権を所有し、米国財務省からデジタル通貨取引に関するライセンスを取得済みです。

といった記載と共に、ライセンス番号とライセンス登録確認用のリンクが記載されていました。

 

ライセンス番号を基に、アメリカ政府のライセンス登録情報を確認したところ、ライセンスの登録は確認できました。

ですが、登録されている企業情報の詳細を確認すると、GBSHのサイトに記載されている会社の所在地と、ライセンス登録されている会社の所在地が一致しませんでした。

 

このことから、以下のことが考えられます。

 

  • 他社企業のライセンス番号を不当に掲載している
  • 嘘の情報でライセンスを取得している

 

そのため、見知らぬ仮想通貨取引所で投資を行う際、ライセンス登録がされていた場合でも「ライセンス取得企業=安全」ではないということを忘れず、こうした詐欺サイトに騙されないようご注意ください。

 

 

住所やメールアドレスが怪しい

 

GBSHのサイトに記載されているメールアドレスや住所を確認したところ、企業情報としては怪しいと感じる点が多く見受けられました。

 

GBSHのサイトで確認できた会社情報は以下のみです。

 

運営会社名不明
メールアドレスgbsh668@gmail.com
所在地9200 Litzsinger Road St. Louis MO United States
電話番号不明

 

記載されている住所をグーグルマップで確認したところ、仮想通貨取引所が運営されているとは思えないような建物が確認できました。

 

また、問い合わせ方法はメールのみ、電話での問い合わせはできません。

真っ当な運営を行っている企業では、問い合わせメールアドレスにフリーメールアドレスを使用することは考えられないうえ、電話での問い合わせができない点も非常に怪しいと考えられます。

 

  • 会社所在地が不確か
  • 問い合わせ先がフリーメールアドレスのみ

 

以上のことから、仮想通貨などリスクのある投資を行うプラットフォームとしては、信ぴょう性に欠けると考えられます。

 

 

GBSHによる詐欺被害の相談が寄せられている

 

GBSHが詐欺であると考えられる一番の理由は、当サイトにGBSH仮想通貨取引所で投資を行い、お金を騙し取られてしまったという被害相談が多数寄せられているからです。

 

GBSH仮想通貨取引所による投資詐欺は、高額被害に遭う方が非常に多く、注意が必要です。

 

今後も被害が増加することが考えられますので、くれぐれもご注意ください。

 

 

GBSH仮想通貨詐欺の特徴

GBSH仮想通貨詐欺の特徴

 

GBSH仮想通貨詐欺で良くみられる特徴をご紹介します。

 

水素エネルギー投資詐欺の特徴
  • SNS上の投資広告からLINEアカウントへ誘導される
  • 著名人の名を騙るLINEアカウントなどから水素エネルギー投資へ勧誘される
  • 突然LINEのグループやオープンチャットに招待される
  • 利益を出金できない
  • 出金するために高額な手数料を要求される
  • 追加入金を何度も求められる

 

GBSH仮想通貨詐欺では、サイト上では利益が出ていると表示されるにもかかわらず、出金しようとすると「マネーロンダリングの疑いで出金できない」「決済資金がないと追加入金を求められた」「決済不履行で高額な違約金を請求された」など、出金できないトラブルが数多く確認されています。

 

また、詐欺グループが運営する投資に関する詐欺サイトは、URLやサイト名が頻繁に変わる傾向があります。

 

そのため、GBSHのサイトも、突然閉鎖して音信不通になってしまうことも考えられます。

 

海外水素エネルギーへの投資に勧誘された場合は詐欺の可能性が非常に高いためくれぐれもご注意ください。

 

 

GBSH仮想通貨詐欺の返金方法は?

GBSH仮想通貨詐欺の返金方法は?

 

当サイトにも、「GBSH仮想通貨詐欺の返金はできるのでしょうか?」というご相談が多数寄せられています。

 

結論からお伝えしますと、GBSH仮想通貨詐欺の返金は非常に困難であると考えられます。

なぜならGBSH仮想通貨詐欺は、口座振り込みやカード決済によりお金を騙し取られる詐欺被害とは異なり、日本円で仮想通貨を購入→購入した仮想通貨をGBSHに送金しUSTDに交換→別の暗号資産を購入するため、お金の流れを追うことができないからです。

 

GBSH仮想通貨詐欺について解説しているブログやサイトの中には、弁護士に相談すれば返金の可能性があると謳っているところもあります。

 

ですが、これらの業者の中には、「返金が難しい事案であるにもかかわらず、返金の可能性を謳い、着手金を騙し取る」悪質な業者も確認されています。

 

着手金とは、事件を依頼した段階で発生する費用であり、依頼者の希望が叶う・叶わないにかかわらず原則返金されません。

 

また、着手金の相場は、被害総額の5%程度で算出されるケースが多いです。

 

被害総額の5%だった場合
被害総額500万円     ⇒ 25万円の着手金
被害総額1000万円   ⇒ 50万円の着手金
被害総額3000万円   ⇒ 150万円の着手金
被害総額1億円         ⇒ 500万円の着手金

 

そのため、被害額が大きければ大きいほど、着手金も高額になります。

 

ただでさえ詐欺被害による経済的損失を被っている依頼者にとって、高額な着手金が金銭的な二次被害となってしまいます。

 

そのため、弁護士や探偵事務所に返金相談をする際、着手金が発生する場合にはくれぐれもご注意ください。

 

 

GBSH仮想通貨詐欺には要注意!

GBSH仮想通貨詐欺には要注意!

 

この記事では、GBSH仮想通貨詐欺の手口や返金方法について解説しました。

 

詐欺返金110番では、様々な詐欺被害のご相談を受け付けていますが、ここ最近ではGBSH仮想通貨による被害相談が非常に多くなっています。

仮想通貨詐欺の手口は巧妙化しており、今後もGBSH仮想通貨詐欺のような被害が増加していく一方であると考えられます。

 

GBSH仮想通貨投資をはじめ、様々な投資詐欺では、莫大な金額を騙し取られてしまうことも多くあり、金額が増えれば増えるほど、詐欺であると思いたくないあまりに追加入金してしまい、被害額が膨れ上がってしまうという方もいらっしゃいます。

 

そのため、仮想通貨などの投資を始める際は、家族や友人に相談する勇気を持つことや、詐欺の手口や事例を知っておくことが非常に大切です。

 

著名人が掲載された投資関連の広告、見知らぬ相手から招待されたLINEグループやオープンチャット、インターネット上で知り合った人物からの勧誘には、くれぐれもご注意ください。

 

当サイトとしての願いは、仮想通貨詐欺の被害に遭う方が一人でも多く減ることです。

 

この記事が、被害撲滅の一助になれば幸いです。

 

 

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