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出会い系サイトと呼ばれるサービスによる、詐欺被害が増えています。
最近では、出会い系サイトや出会い系アプリの利用が一般的になってきたことから、今後も被害は増加することが考えられます。
2019年9月に報じられたニュースですが、出会い系サイトで詐欺行為を行ったとして、29人が逮捕された事例をご紹介します。
出会い系詐欺の逮捕事例
出会い系サイトでサクラを使って男性会員から現金を騙し取ったとして、サイト運営会社役員の男(30)ら男女29人が、詐欺の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、容疑者らは共謀して、出会い系サイトの会員だった男性(41)に対し、女性会員を装って「お金を支払えば電話番号を交換できる」などと嘘のメッセージを送り、サイト利用料などの名目で現金7万円を騙し取った疑いが持たれています。
逮捕された男らは、LINEなどのSNSを通じて、全国の不特定多数の男性らに「やりとりしたい」などとメッセージを送信。
返信があった人に対し「出会い系サイトで情報交換をしたい」とサイトに誘導していたといいます。
警察は、逮捕された29人の容疑者らの大半がサクラだったとみています。
出会い系詐欺の逮捕事例を解説
今回ご紹介した逮捕事例は、LINEなどのSNSを通じて連絡を取り、出会い系サイトへ誘導し、「お金を支払えば電話番号が交換できる」などと謳いお金を騙し取るという、出会い系詐欺で良くみられる典型的な詐欺手口でした。
ではここで、この事件のポイントを解説します。
①SNSから悪質な出会い系サイトへ誘導する
利用者が多い大手マッチングアプリや、TwitterやLINEなどのSNSにサクラキャラを登録し、ターゲットにした異性に対し、「外部のサイトでやり取りしたい」などと言い、悪質な詐欺サイトへ誘導する手口です。
マッチングアプリやSNSを通じて外部サイトへ誘導された際は、詐欺の可能性が非常に高いと考えられますので、十分ご注意ください。
②サイト誘導後、サクラを使ってポイントを買わせる
悪質な出会い系詐欺サイトの典型的な手口として、業者側が用意したサクラを使って、利用者とメールのやり取りを行い、メールをするための有料ポイントを購入させる手口があります。
また、「お金を払えば電話番号が交換できる」などと謳い、課金をさせようとすることも、出会い系詐欺サイトで良くみられる手口です。
いくらお金を支払ったとしても、電話番号を交換したり、実際に会ったりすることはできず、言葉巧みに引き延ばし、繰り返しお金を要求してきます。
こういった出会い系詐欺サイトには、くれぐれもご注意ください。
出会い系詐欺被害に遭ったら相談を!
出会い系詐欺被害に遭ってしまった場合は、返金請求ができる場合があります。まずは一度、詐欺返金110番までご相談ください。
出会い系詐欺の被害に遭う方の中には、不倫目的やアダルトな目的で出会い系サイトを利用してしまう人も少なくありません。
そういった場合、騙された!と気が付いても家族や友人・知人には相談しづらいものです。
「家族に知られたら大変なことに…」
「職場に知られたらどうしよう」
などという不安に駆られ、お金を失うだけでなく精神的にも大きな負担を強いられてしまいます。
でも悪いのは利用者ではなく、悪質詐欺業者なのです。
私たちはそんな被害者の味方として、ご相談者様のプライバシーを守りながら被害回復に向けた各種サポートを無料で行います。
当サイトでは、出会い系で起こりうる様々な詐欺被害のご相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
出会い系詐欺の返金方法については、こちらの出会い系詐欺の返金方法を解説記事で詳しくご紹介していますので、あわせてご参照ください。
LINEでのご相談は、全国どこからでも24時間受け付けております。 些細なご不安でも構いませんので、お気軽にご相談ください。 ※友達追加画面が表示されます。お客様情報はご相談案件でのみ使用させていただきます。