AKSHARは悪質詐欺!?返金可能!?
名称 | AKSHAR |
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運営会社 | 不明 |
所在地 | 3714 eisenhower pkwy macon georgia united states |
電話番号 | 不明 |
メール | akshar16888@gmail.com |
目次
現在、AKSHARのサイトは閉鎖されており、アクセスできなくなっています。
「AKSHARで投資をしたけどサイトが閉鎖してしまった」
「AKSHARでお金を騙し取られた」
この記事をご覧の方の中には、AKSHARで騙し取られたお金の返金を望んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
当サイトにも、AKSHAR仮想通貨取引所で詐欺の被害に遭ったというご相談が多数寄せられています。
AKSHARのサイトは現在閉鎖されているため、AKSHARによる新たな被害に遭う方が増えることはありませんが、同様の手口で新たな偽の仮想通貨取引所による詐欺が行われることが考えられます。
同じような仮想通貨詐欺の被害を防ぐため、この記事ではAKSHAR仮想通貨詐欺の手口や返金方法について、解説します。
AKSHAR仮想通貨取引所が詐欺であると考えられる理由
まずはじめに、AKSHAR仮想通貨取引所が詐欺であると考えられる理由を解説します。
AKSHARの会社概要が怪しい
AKSHARについての調査結果は以下の通りです。
サイト名 | AKSHAR |
運営会社 | 不明 |
所在地 | 3714 eisenhower pkwy macon georgia united states |
電話番号 | 不明 |
メールアドレス | akshar16888@gmail.com |
ライセンス | 不明 |
AKSHARの会社情報を調査したところ、判明したのは住所とメールアドレスのみでした。
しかし、AKSHARの所在地をGoogleマップで確認したところ、表示されたのはアメリカの市中にある酒屋でした。
また、問い合わせ方法もメールアドレスのみで、電話番号すら記載されていないことから、非常に怪しい業者であることが推測できます。
仮想通貨取引所は、顧客の大切な資金を預かる場所であるため、会社概要の詳細や安全管理の体制、情報の透明性などが求められます。
AKSHARは、これら全ての詳細が不明であるため、詐欺業者であると考えられます。
AKSHARのドメイン情報が怪しい
AKSHARのサイトURLから、ドメイン情報を調査したところ、非常に気になる点が見つかりました。
それは、AKSHARはアメリカを拠点とした会社であるとしているにもかかわらず、AKSHARのサイトが登録された国や、サイト所有者が香港だったということです。
近年、中国系の巨大詐欺グループによる投資詐欺が横行しており、InstagramやFacebook上に投資詐欺へ誘導するための投資広告を大量に掲載していることが非常に問題になっています。
ドメイン情報を解析した結果、AKSHARは中国系の詐欺グループによって運営されていた架空の仮想通貨取引所である可能性が高いと考えられます。
AKSHARによる詐欺の被害相談が多数寄せられている
AKSHARが詐欺であると考えられる一番の理由は、当サイトにAKSHAR仮想通貨取引所での投資を勧誘され、お金を騙し取られてしまったという被害相談が多数寄せられているからです。
AKSHARで投資詐欺の被害に遭った方の多くは、2023年9月20日以降に利益を出金できるといわれていたにもかかわらず、2023年9月20日以降はAKSHARのアカウントにログインができなくなり、AKSHARのアプリもサイトも閉鎖されていたといいます。
投資詐欺では、仮想通貨取引サイトを短期間で閉鎖して、顧客から騙し取ったお金を持ち逃げする手口がよく使われていますが、AKSHARも初めからサイトを閉鎖する予定で顧客から資金を集め、お金を持ち逃げしたことが明らかになりました。
AKSHARのサイトは閉鎖しましたが、同じような手口で名前を変えた偽の仮想通貨取引所サイトがオープンすることが考えられます。
同様の手口による詐欺被害を防ぐため、次項でAKSHAR仮想通貨詐欺の手口を詳しく解説します。
AKSHAR仮想通貨詐欺とは
AKSHAR仮想通貨詐欺では、SNS広告やLINEグループなどからAKSHARでの投資を勧誘され、お金を騙し取られる被害が多発しています。
- 日本円でビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を購入する
- その後、購入した仮想通貨をAKSHARに送金してUSTDに両替する
- USDTで未公開ICOトークンのHESを購入する
仮想通貨詐欺で良く見られる手口として、サイト上では利益が出ているように表示されていますが、いざ利益分を出金しようとすると、「保証金の支払い」や「税金の支払い」などの名目でさらなる入金を求められ、多額のお金を騙し取られてしまいます。
AKSHAR仮想通貨詐欺では、未公開ICOトークンのHESを購入させており、その利益は2023年9月20日以降に出金ができるとされていました。
それ以前に出金したい場合は、元本の20%~30%のHESを追加購入を求められたといいます。
被害に遭った方は、2023年9月20日に利益分を出金しようとAKSHARのサイトやアプリにログインしようとしたところ、サイトもアプリも閉鎖されていたということです。
AKSHARは2023年7月27日にサイトをオープンし、はじめから短期間でサイトを閉鎖する予定で、顧客の資金を集めていたと考えられます。
では、AKSHAR仮想通貨詐欺は、どのような手口で勧誘を行っていたのでしょうか。
AKSHAR仮想通貨詐欺で良く見られていた手口をご紹介します。
1:SNS上の詐欺広告から集客する
近年、InstagramやFacebook上では、投資への勧誘を謳った詐欺広告が大量に掲載されています。
詐欺広告とは、実在する証券会社の名前やロゴ、実業家や経済学者、著名人などの名や画像を無断で使用した、詐欺グループによって配信されている投資関連の広告のことです。
「実在する会社名を騙る」「著名人の画像を無断使用する」といった手口から、投資関連のYouTube動画などを無断盗用して広告を配信するなどといった手口が横行しており、詐欺広告から投資詐欺の被害に巻き込まれるという事例が相次いでいます。
AKSHAR仮想通貨詐欺では、経済アナリストで獨協大学の教授でもある森永卓郎氏や、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏、大和総研の副理事長の熊谷亮丸氏など、著名人らの名を騙り、投資へ勧誘している手口が確認されています。
投資に関する詐欺広告の共通点は、詐欺広告をクリックするとLINEアカウントの追加へと誘導されるという点です。
SNSやインターネット上に掲載されている投資関連の広告をクリックしたのち、LINEアカウントの追加へ誘導された場合は詐欺だと考えられるため、くれぐれもご注意ください。
詐欺広告については、こちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。
2:LINEの友だち追加へ誘導される
詐欺広告へアクセスすると、LINEアカウントの友だち追加へと誘導されます。
その際、追加するLINEアカウント名が、経済アナリストで獨協大学の教授でもある森永卓郎氏や、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏、大和総研の副理事長の熊谷亮丸氏など、著名人の名とプロフィール画像になっている事例が数多く確認されています。
その他にも、著名人らの秘書やアシスタントを装っているケースもあります。
LINEアカウントの友だち追加後は、LINEでのやり取りの中でAKSHAR仮想通貨取引所での投資を勧誘されます。
その際、「AKSHARで未公開ICOトークンのHESを購入すれば3か月で300%の利益が得られる」などと持ち掛ける手口が確認されています。
詐欺広告からアクセスする他に、見知らぬ人物から突然、投資に関する勉強会を騙るLINEグループやオープンチャットに招待され、そこからAKSHAR仮想通貨取引所での投資へ勧誘される事例も発生しています。
投資に関するLINEグループやオープンチャットでは、ランダムに招待された人のほかに、サクラ会員が多数用意されており、仮想通貨に投資して得た利益などの嘘の情報を発信し、AKSHAR仮想通貨取引所で投資をすれば儲かると思わせるような誘導を行っています。
情報を鵜呑みにしてお金を騙し取られないよう、くれぐれもご注意ください。
AKSHAR仮想通貨詐欺の返金方法は?
当サイトに、「AKSHAR仮想通貨詐欺の返金はできるのでしょうか?」というご相談が多数寄せられています。
結論からお伝えしますと、AKSHAR仮想通貨詐欺の返金は非常に困難であると考えられます。
なぜならAKSHAR仮想通貨詐欺は、口座振り込みやカード決済によりお金を騙し取られる詐欺被害とは異なり、海外送金や仮想通貨を使って入金することが多く、お金の流れを追うことが非常に困難だからです。
また、AKSHAR仮想通貨取引所のサイトは現在閉鎖していることから、返金を要請することが非常に困難であると考えられます。
注意していただきたいのが、「AKSHAR仮想通貨詐欺は弁護士に相談すれば返金の可能性がある」という情報を掲載しているブログやサイトがあることです。
ですが、これらの業者の中には、「返金が難しい事案であるにもかかわらず、返金の可能性を謳い、着手金を騙し取る」悪質な業者も確認されています。
着手金とは、事件を依頼した段階で発生する費用であり、依頼者の希望が叶う・叶わないにかかわらず原則返金されません。
また、着手金の相場は、被害総額の5%程度で算出されるケースが多いです。
被害総額の5%だった場合 |
被害総額500万円 ⇒ 25万円の着手金 |
被害総額1000万円 ⇒ 50万円の着手金 |
被害総額3000万円 ⇒ 150万円の着手金 |
被害総額1億円 ⇒ 500万円の着手金 |
そのため、被害額が大きければ大きいほど、着手金も高額になります。
ただでさえ詐欺被害による経済的損失を被っている依頼者にとって、高額な着手金が金銭的な二次被害となってしまいます。
弁護士や探偵事務所に返金相談をする際、着手金が発生する場合にはくれぐれもご注意ください。
AKSHAR仮想通貨詐欺には要注意!
この記事では、AKSHAR仮想通貨詐欺の手口や返金方法について解説しました。
当サイトでは、様々な詐欺被害のご相談を受け付けていますが、AKSHARのような偽の仮想通貨取引所による詐欺被害の相談が非常に増えています。
見知らぬ仮想通貨取引所での取引を検討する場合、仮想通貨取引所自体が信頼できるかを検証することも大切ですが、
- 突然招待されたLINEグループからおすすめされた
- SNS上に掲載されている広告経由でおすすめされた
- 投資に詳しいという見知らぬ人からおすすめされた
など、このような状況で勧誘された場合はすべて詐欺だと考えられるため、信用しないようご注意ください。
近年では、投資詐欺の手口が非常に巧妙化しているため、詐欺を見分けることが非常に難しくなってます。
そのため、著名人の写真が掲載された投資関連の広告、見知らぬ相手から招待されたLINEグループやオープンチャット、著名人の名を騙るLINEアカウントなどからの勧誘には、くれぐれもご注意ください。
また、「返金が難しい事案であるにもかかわらず、返金の可能性を謳い、着手金を騙し取る」悪質な業者も確認されています。
着手金による二次被害にも、併せてご注意ください。
当サイトしての願いは、投資詐欺の被害に遭う方が一人でも多く減ることです。
この記事が、被害撲滅の一助になれば幸いです。