Tongli Wealth Incorporationは悪質詐欺!?返金可能!?
名称 | Tongli Wealth Incorporation |
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運営会社 | 不明 |
所在地 | 96 WADSWORTH BLVD NUM 127-3255 LAKEWOOD CO 80226 |
電話番号 | 不明 |
メール | support@tongliwealth.com |
目次
「Tongli Wealth IncorporationでFX取引を勧められたけど、安全に取引できる?」
「Tongli Wealth Incorporationは詐欺業者?」
Tongli Wealth Incorporationについてこのような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないしょうか。
結論からお伝えしますと、Tongli Wealth Incorporationは詐欺業者によって運営されている架空のFX取引所である可能性が高いです。
実際に当サイトでも、Tongli Wealth IncorporationでFX詐欺の被害に遭ったという相談が寄せられており、高額被害も確認されているため、Tongli Wealth Incorporationでの取引は絶対にしないようご注意ください。
そこでこの記事では、Tongli Wealth Incorporationが詐欺業者だと考えられる理由や、Tongli Wealth Incorporationの手口や返金方法について解説します。
Tongli Wealth Incorporationが詐欺であると考えられる理由
まずはじめに、Tongli Wealth Incorporationが詐欺であると考えられる理由を解説します。
Tongli Wealth Incorporationの会社情報が怪しい
Tongli Wealth Incorporationについての調査結果は以下の通りです。
業者名 | Tongli Wealth Incorporation |
運営会社 | 不明 |
所在地 | 96 WADSWORTH BLVD NUM 127-3255 LAKEWOOD CO 80226 |
電話番号 | 不明 |
メールアドレス | support@tongliwealth.com |
ライセンス | NFA ID:0558052 |
Tongli Wealth Incorporationについて会社情報を調査したところ、判明したのは所在地、メールアドレスとライセンス番号のみでした。
また、Tongli Wealth Incorporationのサイトには、本社はオクラホマ州タルサにあるとしていますが、所在地として掲載されていたのはコロラド州でした。
さらに、サイトに掲載されていた所在地をグーグルマップで検索したところ、掲載されている所在地は実在しない住所であることが判明しました。
加えて、NFA(全米先物協会)の会員ライセンスを取得しているとのことだったので、NFA IDをもとに調査したところ、NFA会員である事実は確認できませんでした。
FX取引所は本来、顧客の大切な資金を預かる場所であるため、会社概要の詳細や安全管理の体制、情報の透明性などが求められますが、Tongli Wealth Incorporationは、これら全ての情報が虚偽かつ不明であるため、詐欺業者であると考えられます。
サイト内の会社名の表記が統一されていない
Tongli Wealth Incorporationが詐欺業者であると考えられる理由の一つに、Tongli Wealth Incorporationのサイト内での会社名表記が統一されていないことが挙げられます。
Tongli Wealth Incorporationと記載されている箇所もあれば、トゥールーズ・インターナショナルという会社名になっていることもあり、この時点で非常に怪しい業者であることが分かります。
また、Tongli Wealth Incorporationと全く同じ仕様で作られているVLC Trade LLC、Arlington Asset InvestmentというFX取引所があり、こちらのサイト内にもトゥルーズ・インターナショナルやトゥーラン・インターナショナルという会社名表記が混ざっていたことから、Tongli Wealth Incorporationも詐欺業者によって運営されているFX取引所であると考えられます。
Tongli Wealth Incorporationは金融庁に登録されていない
海外で運営されているFX取引所であっても、日本居住者に向けてFX取引所の運営や勧誘、助言などを行う場合、金融商品取引法に基づき、金融庁への登録が必要です。
ネット上では、「海外のFX業者は外国の金融ライセンスを取得していれば、日本の金融庁への登録は必要ない」という誤った情報が散見されていますが、外国の金融ライセンスを取得していたとしても、日本居住者に向けて投資への勧誘や助言を行う場合は金融庁への登録が必要です。
Tongli Wealth Incorporationは、日本の金融庁への登録がされていなことはもちろん、海外の金融ライセンス情報の詳細もないことから、無認可・無登録でFX取引所を運営している詐欺サイトである可能性が非常に高いと考えられます。
近年、無登録事業者による詐欺の被害が多発しているため、株やFX、仮想通貨などの投資を行う際は、金融庁に登録・認可された事業者か必ず確認するしてください。
Tongli Wealth Incorporationは出金できない
Tongli Wealth Incorporationが詐欺であると考えられる理由の一つに、出金ができないことがあげられます。
近年の投資詐欺では、「出金できない」ことから詐欺被害に気が付くケースが多く見られているからです。
被害者から寄せられた相談から、Tongli Wealth Incorporationのサイト上では、利益が出ていると表示されているため、利益を出金しようとすると、「マネーロンダリングの疑いで出金できない」「証拠金がないと出金できない」「日本に送金できないから通行金を支払え」など、様々な名目で追加入金を求められることが判明しました。
「出金できない=投資詐欺」であり、追加で入金をすればするほど被害額が大きくなってしまうため、被害を増やさないためにも追加入金は絶対しないようご注意ください。
Tongli Wealth IncorporationのFX詐欺手口とは
ではここで、Tongli Wealth Incorporationの手口をみていきましょう。
1:SNSから勧誘する
FXをはじめとする投資詐欺では、InstagramやFacebookなどのSNSで知り合った人物から投資を勧められ、お金を騙し取られるという事例が多発しています。
また、SNS上で知り合った異性から投資に勧誘され、ロマンス詐欺のような手口で恋愛感情を利用して投資へ勧誘する手口も多くみられています。
「投資で儲けているから一緒にやりませんか?」
「私たちの将来のために投資でお金を稼ぎませんか?」
など、様々な口実で投資へ勧誘し、お金を騙し取ろうとします。
そのため、SNSで知り合った人物から投資などの儲け話を持ち掛けられた際は詐欺を疑い、家族や警察に相談するようにしてください。
2:SNS上の詐欺広告から集客する
近年、InstagramやFacebook上では、投資への勧誘を謳った詐欺広告が大量に掲載されています。
詐欺広告とは、実在する証券会社の名前やロゴ、実業家や経済学者、著名人などの名や画像を無断で使用した、詐欺グループによって配信されている投資関連の広告のことです。
「実在する会社名を騙る」「著名人の画像を無断使用する」といった手口から、投資関連のYouTube動画などを無断盗用して広告を配信するなどといった手口が横行しており、詐欺広告から投資詐欺の被害に巻き込まれるという事例が相次いでいます。
投資に関する詐欺広告の共通点は、詐欺広告をクリックするとLINEアカウントの追加へと誘導されるという点です。
SNSやインターネット上に掲載されている投資関連の広告をクリックしたのち、LINEアカウントの追加へ誘導された場合は詐欺だと考えられるため、くれぐれもご注意ください。
詐欺広告については、こちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。
3:LINEの友だち追加へ誘導される
詐欺広告へアクセスすると、LINEアカウントの友だち追加へと誘導されます。
その後Tongli Wealth Incorporationの投資情報を交換する名目のLINEグループチャットへ招待されます。
LINEグループチャット内では、”投資の先生”と呼ばれる人物や、そのアシスタントを名乗る人物、サクラ会員ら多数用意されており、FXで得た利益や、購入するべき仮想通貨の情報などが発信されており、Tongli Wealth Incorporationで投資をすれば儲かると思わせるような誘導を行っています。
詐欺広告からアクセスする他にも、見知らぬ人物から突然、投資に関する勉強会を騙るLINEグループやオープンチャットに招待され、そこからTongli Wealth Incorporationでの投資詐欺へ勧誘される事例も発生しています。
Tongli Wealth Incorporationでの投資を勧誘するLINEグループは多数確認されており、全て違うグループ名で勧誘を行っていることが確認されています。
Tongli Wealth IncorporationのLINEグループをはじめ、投資に関するLINEグループやオープンチャットはすべて詐欺であると考えられるため、情報を鵜呑みにしてお金を騙し取られないよう、くれぐれもご注意ください。
Tongli Wealth IncorporationのFX詐欺の返金方法は?
当サイトに、「Tongli Wealth IncorporationFX詐欺の返金はできるのでしょうか?」というご相談が多数寄せられています。
結論からお伝えしますと、Tongli Wealth IncorporationFX詐欺の返金は非常に困難であると考えられます。
なぜならTongli Wealth IncorporationのFX詐欺は、口座振り込みやカード決済によりお金を騙し取られる詐欺被害とは異なり、海外送金や仮想通貨を使って入金することが多く、お金の流れを追うことが非常に困難だからです。
Tongli Wealth IncorporationのFX詐欺について解説しているブログやサイトの中には、弁護士に相談すれば返金の可能性があると謳っているところもあります。
ですが、これらの業者の中には、「返金が難しい事案であるにもかかわらず、返金の可能性を謳い、着手金を騙し取る」悪質な業者も確認されています。
着手金とは、事件を依頼した段階で発生する費用であり、依頼者の希望が叶う・叶わないにかかわらず原則返金されません。
また、着手金の相場は、被害総額の5%程度で算出されるケースが多いです。
被害総額の5%だった場合 |
被害総額500万円 ⇒ 25万円の着手金 |
被害総額1000万円 ⇒ 50万円の着手金 |
被害総額3000万円 ⇒ 150万円の着手金 |
被害総額1億円 ⇒ 500万円の着手金 |
そのため、被害額が大きければ大きいほど、着手金も高額になります。
ただでさえ詐欺被害による経済的損失を被っている依頼者にとって、高額な着手金が金銭的な二次被害となってしまいます。
弁護士や探偵事務所に返金相談をする際、着手金が発生する場合にはくれぐれもご注意ください。
Tongli Wealth IncorporationFX詐欺には要注意!
この記事では、Tongli Wealth IncorporationのFX詐欺手口や返金方法について解説しました。
- 会社情報の詳細が全くないこと
- ライセンス情報が虚偽の内容だったこと
- 金融庁に登録されていないこと
- 出金できないこと
以上のことから、Tongli Wealth Incorporationは詐欺業者によって運営されているFX取引所であることがわかりました。
今回ご紹介したTongli Wealth Incorporationのように、SNSで知り合った人物から投資へ勧誘されたことをきっかけにお金を騙し取られるケースが急増しています。
近年の投資詐欺は、高齢者のみならず若い世代でも多額のお金を騙し取られてしまうケースが非常に多いため、年齢問わず注意が必要です。
勧誘手口は巧妙化しており、様々な手口が見受けられていますが、現時点での詐欺の見分け方は以下です。
- SNSで知り合った人物から投資へ勧誘される
- SNS上の投資広告からLINEの追加へ誘導される
- 投資に関するLINEグループに招待される
投資詐欺を防ぐためには、手口や事例を知っておくことがとても大切です。
当サイトの願いは、FX詐欺の被害に遭う方が一人でも多く減ることです。
この記事を通して、少しでも多くの方が詐欺被害を未然に防げることを願っております。
FX詐欺の詳しい手口はこちらの記事でご紹介しています。