SNSの詐欺広告から副業詐欺の被害に遭う事例が発生!その手口とは
 

 

InstagramやFacebookの広告上で、実在する企業や著名人の名を騙る詐欺広告が蔓延しています。

 

SNS上の詐欺広告から副業詐欺の被害に巻き込まれるケースが急増しているため、注意が必要です。

 

そこでこの記事では、SNSの詐欺広告による副業詐欺の被害事例や手口、特徴について解説します。

 

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SNSの詐欺広告による副業詐欺の被害事例

SNSの詐欺広告による副業詐欺の被害事例

 

2023年5月、とある女性がFacebookを見ていたところ「Airbnbオンラインアシスタント採用中」という広告が表示されていました。

 

実際に確認されたAirbnbの詐欺広告

(筆者のSNS上に表示されたAirbnbの採用を謳った詐欺広告)

 

募集要項は、「自宅作業で経験不問、2~3時間の作業で1日2万円」を謳っていたといいます。

 

問い合わせは指定のLINE IDへ連絡するように書いてあり、LINEで連絡をしたところ、業務内容はAirbnbに登録されている民泊物件の口コミを投稿し評判をあげるという、いわゆるステルスマーケティングのような作業内容だったそうです。

 

またこの時、日本語が不自然な点が多いと感じたそうですが、Airbnbの会社が海外法人であることから、疑いを持たなかったといいます。

 

実際に泊まる必要はないものの、宿泊費の立て替えが必要であり、口コミの投稿が完了すると「宿泊費全額+報酬」が振り込まれるという内容でした。

 

被害者の女性は早速数件の作業をし、15万円を立て替えました。

 

すると翌日、立替金3万5000円と報酬1万5000円の計5万円が振り込まれていたというのです。

 

ですが、次の立替金は24万円が必要だと言われたため、これ以上立て替えはできないとキャンセルを伝えましたところ、残り40件分の処理を完了しなければキャンセルできないと言われたところで何かがおかしいと女性は感じたといいます。

 

ネットで検索したところ、同様の詐欺による被害報告が複数件見つかりました。

 

そこで警察に被害届を出しに行きましたが、「一度でも報酬を得ていると、刑事事件としての詐欺罪に該当しないため被害届を受理できない」と言われたということです。

 

 

次項では、この被害事例のポイントを詐欺返金110番が解説していきます。

 

 

詐欺広告による副業詐欺の手口とは

詐欺広告による副業詐欺の手口とは

 

では、ご紹介した詐欺広告による副業詐欺の手口を解説します。

 

実在する会社名を騙る

 

実在する会社名やロゴを無断使用し、広告を出稿しているケースが多発しています。

 

今回の事例はAirbnbを騙り、ロゴマークまで無断使用しており、非常に悪質な手口です。

 

有名企業の名を騙る詐欺広告は多数確認されているため、会社名を見て安心してしまうことのないようご注意ください。

 

 

著名人の画像を無断使用する

 

詐欺広告では、前澤友作氏や堀江貴文氏、ヒカキン氏など、著名人の画像を無断使用しているケースが多く見受けられます。

 

今回ご紹介した事例では、著名人画像の無断使用はなかったものの、詐欺広告では「実在する会社名を騙る」「著名人の画像を無断使用する」これらのどちらか、またはこの両方が確認されています。

 

著名人の画像を無断使用する手口は、投資に関する詐欺広告を中心に確認されており、問題は非常に深刻化しています。

 

著名人の画像を使用することで「この人がオススメしているなら大丈夫だろう」と錯覚することを利用した、非常に悪質な手口です。

 

投資に関する広告で、著名人や芸能人の画像が使用されていた場合は、全て詐欺だと考えた方が安全といえるでしょう。

 

 

 

詐欺広告による副業詐欺の特徴とは

詐欺広告による副業詐欺の特徴とは

 

今回ご紹介した事例をもとに、詐欺広告の特徴をご紹介します。

 

募集要項が好条件

 

副業詐欺では、「1日2~3時間の作業で日給2万円」「経験不問」など、条件が緩く短時間で高収入が叶うなどと謳っています。

 

「隙間時間で楽に稼げたらいいな」という心理を悪用した、極めて悪質な詐欺手口です。

 

経験不問で応募できる副業の相場は、時給1000円前後が妥当だと考えられます。

 

1日2~3時間の作業で日給1~2万円の場合は副業詐欺が考えられるため、くれぐれもご注意ください。

 

 

LINE登録へ誘導する

 

SNSに関する詐欺広告では、LINEアカウントへの友だち追加へと誘導します。

 

Facebook上で確認された「Airbnbオンラインアシスタント採用」を謳った広告からLINE IDを追加してみたところ、LINE画像も会社ロゴを無断使用していたことが分かりました。(非常に危険なので、皆様は絶対に追加しないでください。)

 

表示された詐欺LINEの画面

(実際に表示されたLINE友だち追加画面)

 

非常に巧妙な手口で詐欺行為が行われていることが分かりました。

 

LINE友だち追加画面だけでは判別できない場合、下記でご紹介する特徴と合わせてご確認ください。

 

 

日本語が不自然

 

SNS上の詐欺広告では、不自然な日本語や常用漢字ではない文字が使われていることが多い傾向にあります。

 

SNS広告で使用されている画像内の日本語や漢字、遷移した先のページを隅々まで確認しましょう。

 

LINEのトーク内で不自然な日本語が使われていた場合も同様です。

 

ひとつでも不自然な日本語や常用外漢字を見つけた場合は詐欺広告で間違いないと考えられるため、くれぐれもご注意ください。

 

 

立て替え金が必要

 

副業を開始する段階で、立替金が必要である場合は詐欺の可能性が高いと考えられます。

 

今回ご紹介した事例では、宿泊施設の口コミ投稿完了後、宿泊費と報酬が支払われるという口実でしたが、これは副業詐欺での常套手段です。

 

もっともらしい理由があった場合でも、立て替えや事前に支払いが発生した場合は副業詐欺であると考え、その副業から手を引くことをお勧めします。

 

 

一度は報酬が支払われる

 

今回ご紹介した事例では、一度報酬が支払われた後に立替金が高額になるというケースでした。

 

相手を信用させるために一度支払いをしてから高額の立替金を要求するのは、詐欺の常套手段です。

 

また、一度報酬を支払うことで「詐欺罪」として立証できないということも熟知したうえでの犯行であり、非常に悪質な手口です。

 

 

詐欺広告による投資詐欺にも要注意

詐欺広告による投資詐欺にも要注意

 

投資に関する詐欺広告による被害も発生しています。

 

詐欺広告では、前澤友作氏や堀江貴文氏、ヒカキン氏など、著名人の画像を無断使用しているケースが多く見受けられます。

 

また、経済アナリストの森永卓郎氏の画像が無断で使用されている広告も確認されています。

 

これらの方々は、ご本人の口から「無断使用されている」と明言されており、事の深刻さが窺えます。

 

↑実際に確認された詐欺広告の一例↑

 

前澤氏は、一連の事件は無断使用されている著名人の方々の名誉にかかわるとして、Meta社に対し内容証明を送付し、詐欺広告への適切な対応を要請したということです。

 

投資に関する広告で、著名人や芸能人の画像が使用されていた場合は、全て詐欺だと考えた方が安全といえるでしょう。

 

 

 

詐欺広告には要注意!

詐欺広告には要注意!

 

SNS上に蔓延する詐欺広告は、日に日に手口が巧妙化しており、FacebookやInstagramを運営しているMeta社も対応しきれていないという現状が見受けられました。

 

実在する会社名を騙ったり、著名人の画像を無断使用したりなど、一見しただけでは詐欺であることに気が付きにくくなっていますが、特徴をよく確認することで必ず不自然な点を見つけることができます。

 

詐欺広告の手口・特徴

~ 手口 ~

  • 著名人の画像を無断使用する
  • 実在する会社名を騙る

 

特徴 ~

  • 日本語が不自然
  • LINE登録へ誘導する
  • 事前に支払いが必要
  • 一度は報酬が支払われる

 

投資や副業など、お金儲けに関連した広告をSNSやネットで見つけた場合は、全て詐欺だと考えた方が安全かもしれません。

 

副業詐欺の被害に遭ってしまった場合は、まずは一度、詐欺返金110番までご相談ください。

 

 

副業詐欺の詳しい手口や返金方法は、こちらの記事をご参照ください。

副業詐欺の手口・返金方法

 

 

 

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