【PayPay送金詐欺】警察の逮捕事例「拾ったスマホで電子マネー詐取」
 

目次

 

PayPayの資金が増えるとうたいお金をだましとる手口の「PayPay送金詐欺」とは別の事件ですが、PayPayに関連した詐欺事件の逮捕事例をご紹介します。

 

2021年1月、拾ったスマートフォンを使用し、電子決済サービス「PayPay」に電子マネー3万5000円分を不正にチャージしたとして、福岡市のアルバイトの男(22)が電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されました。

 

スマホは昨年11月ごろ、県内の男性(20代)が遺失したもので、昨年11月末~今年1月中旬に約18万円分がチャージされるなどして不正に利用されていた。男性は携帯電話会社に連絡し、通話や通信機能は使用できないようしていたが、ペイペイには届け出ていなかったことから、今回のPayPay不正利用被害に遭ったという。

 

容疑者の男はスマホで写真を撮っており、そのたびにデータが公衆無線LANのWifiを経由してクラウドサービスに自動保存されていたことから、関与が浮上した。

 

「スマホは昨年末ごろに拾った。電子マネーは生活費などに使った」と容疑を認めているとのこと。

 

 

PayPay不正利用は犯罪です

PayPay不正利用は犯罪です

今回ご紹介したPayPayに関連する詐欺事案は、拾ったスマートフォンから不正利用されたものであったので、PayPayを送金してくれたら倍にして返すとうたい金をだまし取る「PayPay送金詐欺」とは別の事案ですが、PayPayを介した詐欺事件は頻繁に起こっています。

 

PayPayは電子決済アプリということもあり、送金履歴などが証拠として残りやすいため、詐欺被害に遭ったと気が付いたら、速やかに警察へ相談するようにしましょう。

 

PayPayの返金補償対象になる?

PayPayの利用規約では、PayPayを送金したら倍にして返すとうたい金をだましとる「PayPay送金詐欺」事案は、残念ながら返金補償対象外となります。

 

お客様が、意図してPayPayの残高を送り・受け取る機能を使っているため、PayPayの補償制度の対象外となります。
取引相手が信用のおける相手であるかは、くれぐれも慎重にご確認ください。見知らぬ相手との残高のやり取りは推奨しません。

(引用:PayPay利用規約

 

なぜなら、PayPayアカウント乗っ取り被害による不正利用とは違い、自分の意思で送金してしまっているからです。

 

今回ご紹介したPayPayに関連する詐欺事案では、容疑者が被害者男性のスマートフォンを勝手に使用し、PayPayを不正利用していたことから、PayPayの返金補償対象になる可能性は考えられます。

 

スマートフォンを紛失してしまった場合は、携帯電話会社に連絡するだけでなく、スマホ内に入っている電子決済アプリの停止連絡も速やかに行いましょう。

 

そうすることで、二次被害を防ぐことにつながります。

 

PayPay詐欺被害に遭わないためには、事前に手口を知っておくことが重要です。

 

PayPay送金詐欺については、PayPay送金詐欺の返金方法を解説こちらの記事で詳しく解説しておりますので、ご参考になれば幸いです。

 

 

 

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