【SIMスワップ】警察の逮捕事例「他人装い不正送金した女を逮捕」
 

SIMスワップという新たな詐欺の手口をご存じですか?

 

SIMスワップとは、SIMカードを不正に再発行し、電話番号の契約者になりすました人物が不正に利用するという、恐ろしい詐欺の手口です。

 

2023年5月に報じられたニュースですが、SIMスワップによる詐欺や組織犯罪処罰法違反などの疑いで、無職の女(30)が逮捕された事例をご紹介します。

 

SIMスワップの逮捕事例

SIMスワップの逮捕事例

 

SIMスワップで他人の口座から不正に送金したなどとして、詐欺や組織犯罪処罰法違反などの疑いで、無職の女(30)が逮捕されました。

SIMスワップによる被害は相次いでおり、容疑者の女は闇バイトに応募した可能性があるとみられています。

 

逮捕容疑は、2022円9月、不正に入手した東京都の40代女性の個人情報を利用し、栃木県内の携帯電話ショップで被害女性になりすまし、SIMカードを騙し取った詐欺の疑いが持たれています。

 

さらに、被害女性のネットバンキングの口座に不正アクセスし、197万円を暗号資産アカウントに送金したとされています。

 

逮捕された女は、SIMスワップの手口で、2022年7月~10月の間に、約9000万円の不正送金に関わったとみられています。

 

調べに対し、容疑者は容疑を認め、「お金がなく、ネットで高収入の副業を探した」と供述。

 

サイバー犯罪対策課は、組織的な犯行とみて、指示役の割り出しも進めているといいます。

 

 

SIMスワップ被害には要注意!

SIMスワップ被害には要注意!

 

SIMスワップとは、フィッシング詐欺などのサイバー攻撃で入手した個人情報で偽の身分証明書を作成し、携帯電話販売店でSIMカードを再発行させる詐欺の手口です。

SIMカードが再発行されると、被害者の手元にあるSIMカードは利用停止になり、スマホは使えなくなります。

 

一方、犯人側は再発行されたSIMカードを別のスマホに入れれば、被害者の電話番号を使えるようになり、銀行口座にアクセスして、不正送金をすることができます。

 

SIMスワップの恐ろしいところは、セキュリティ強化で使用されている二段階認証やワンタイムパスワード、自動音声による本人確認の電話などが、犯人側のスマホに届くため、認証が突破されてしまうところです。

 

SIMスワップは、犯行時間の短さが特徴で、携帯電話が使えなくなったと気が付いたときにはすでに、不正送金されてしまっていることも多いのです。

 

SIMスワップ被害を防ぐためには
  1. フィッシング詐欺に注意すること
  2. 個人情報の取扱いに注意すること

 

上記二点を気を付けるだけで、SIMスワップの被害に遭う可能性をグッと減らすことができます。

 

SIMスワップについては、こちらのSIMスワップとは?詐欺の手口や被害を防ぐ対策を徹底解説!記事をご参照ください。

 

また、フィッシング詐欺を防ぐための対策や手口は、こちらのフィッシング詐欺の返金方法を解説スミッシングって何?被害に遭わないための対策を徹底解説!の記事もあわせてご参照ください。

 

 

 

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