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米プロバスケットボールNBAの試合のチケットを販売するかのように装い、40代女性ら3人からチケット代金計120万円をだまし取ったとして、茨城県の無職の男(46)を詐欺容疑で逮捕した。
渋谷署によると、昨年さいたまスーパーアリーナで行われたNBAの試合チケットを持っているかのように装い、チケット転売サイトに販売情報を掲載。購入を希望した40代の女性ら3人から、チケット代として計120万円をだまし取った疑いが持たれています。
逮捕された男は「身に覚えがない」と容疑を否認しているとのことです。
チケット詐欺は警察へ相談
今回ご紹介したチケット詐欺被害の事案では、SNS上のやり取りではなく、チケット転売サイトを経由したものでした。
人気アイドルグループやアーティストのチケットに比べ、米プロバスケットボールの試合のチケットは数が少ない傾向にあり、かなり高額で転売されることがよくあります。
その中に詐欺師が紛れ込んでいたら、チケットを手に入れられないだけでなく大金を失ってしまう可能性があります。
- 相手の素性がわからないSNS上でチケット取引をしない
- 高額転売しているチケットを購入しない
- 公式サイト以外からチケットを購入しない
これらを徹底する他ありません。
このチケット詐欺事件の返金は?
今回取り上げたチケット詐欺の事件も同様ですが、容疑者が逮捕されたからといって、被害者の被害金の回復が約束されるわけではありません。
なぜなら、容疑者に返済能力がなければ返金が困難だからです。
また、今回のチケット詐欺事件の容疑者は容疑を否認していることもあり、返金される可能性は低いと予想されます。
警察による刑事事件としての逮捕と、民事による詐欺被害金の返金請求は別種となるので、このようなチケット詐欺被害に遭った場合の返金の対処方法については、こちらのチケット・転売詐欺の返金方法を解説のページをご覧ください。
チケット詐欺の手口や対処方法・返金・相談先に関する情報を掲載しておりますので、ご参考になれば幸いです。
今後、ひとりでも多くの被害者が出ないよう、チケット詐欺が撲滅されることを願います。