【チケット詐欺】警察の逮捕事例「SNSに嘘の書き込みで7万円詐取」
 

 

チケット譲るなどと嘘をつき、チケット代金を騙し取る、チケット詐欺が増加傾向にあります。

 

以前までは、被害額が小さいことなどから、警察に被害届を提出しても犯人逮捕に至るケースは少ない傾向にありました。

ですが最近では、チケット詐欺被害が後を絶たないことから、犯人逮捕に至るケースが増加しています。

 

そこで今回は、2023年6月に発生したチケット詐欺の逮捕事案をご紹介します。

 

【チケット詐欺】警察の逮捕事例

【チケット詐欺】警察の逮捕事例

 

アイドルグループの舞台公演のチケットを譲るなどと嘘を言い、7万円分の電子マネーを騙し取ったとして25歳の女が逮捕された。

 

容疑者の女は、アイドルグループが出演する舞台公演の電子チケットを譲るという虚偽の内容をSNSに書き込み、チケットの購入を申し込んできた20代の女性から、チケット代金として7万円分の電子マネーを騙し取った疑いが持たれている。

 

被害者の女性はコンビニエンスストアで電子マネーを購入し、容疑者の女に番号を伝えることで代金を支払いましたが、公演当日までチケットが渡されることはなかったとのこと。

 

被害に遭った女性が警察に被害届を提出し、事件が発覚。

 

調べに対し女は容疑を認めており、警察は余罪も含めて捜査を進めているという。

 

チケット詐欺事例の解説

チケット詐欺事例の解説

 

今回ご紹介したチケット詐欺の事例を、詐欺返金110番が解説します。

 

 

①SNS上でチケット譲渡取引

 

SNS上でのチケット譲渡取引は、大変危険です。

 

相手の素性が不明瞭であることだけでなく、SNSで嘘の内容を発信することは容易であることが考えられるからです。

 

公式サイトから手に入れることができなかったチケットを手に入れたい気持ちは十分理解できますが、その心理を悪用した詐欺師がたくさんいることを忘れてはいけません。

 

 

②電子マネーで送金させ

 

電子マネーで送金させる手口は、非常に悪質な詐欺手口であると言えます。

 

コンビニで購入した電子マネーの番号で代金の支払いを指定していることから、犯人の身元が判明しにくい手段を選んでいることが考えられます。

 

購入者側が指定した支払い方法を拒否する相手や、チケットと代金をその場で交換する対面取引を避ける相手との取引は避けた方が無難でしょう。

 

 

③入金してもチケットが送られてこない

 

チケット代金を入金しても一向にチケットが送られてこないケースは、チケット詐欺の典型例です。

 

  • 入金以降は全く連絡がつかなくなり、すぐに詐欺だと発覚するケース
  • 「多忙により対応が遅れています」など返信は来るものの当日までチケットが届かず、その後音信不通になるケース

 

特に後者の場合、対応が遅れる理由と共に返信が来ていると、その時点で詐欺だと気づけないことがよくあります。

 

どちらもイベント開催間際、もしくは当日以降になってやっとチケット詐欺の被害に気付く、非常に悪質な詐欺手口だと言えるでしょう。

 

 

チケット詐欺の被害は警察へ相談!

チケット詐欺の被害は警察へ相談!

 

コロナ禍でイベントが減ったことから、一時期チケット詐欺の被害は大幅に減少していました。

 

しかし、コロナが落ち着きイベントが再開し始めた今、チケット詐欺の被害件数が大幅に増加しています。

 

今後も増加していくことが考えられますので、チケット詐欺には十分ご注意ください。

 

チケット詐欺の被害に巻き込まれないためには、チケット詐欺の手口や実態などを事前に知っておくことが重要です。

 

チケット詐欺についてはこちらの記事で詳しくご紹介していますので、あわせてご参照ください。

 

チケット詐欺の被害については、警察や国民生活センター、消費者センターが相談を受け付けています。

チケット詐欺の被害に遭ってしまった場合には、速やかに警察や国民生活センター・消費者センター窓口までご相談ください。

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