【ロマンス詐欺】警察の逮捕事例「ガーナ潜伏の日本人の男を逮捕」
 

目次

 

2018年にマッチングアプリなどで知り合った日本人女性に恋愛感情を抱かせ現金をだまし取った疑いで、ガーナに潜伏していた日本人の男が逮捕されました。

 

また同事件をめぐり、3月14日に大阪府警はガーナ国籍の男(33)を新たに公開手配しました。

 

詐欺などの疑いで公開手配されたのは、ガーナ国籍のナナ・コフィ・ボアテイン容疑者です。

 

警察によると、ボアテイン容疑者は2018年から2019年にかけてSNSでアメリカ人の男性医師や女性軍人になりすまし、男女4人から計2600万円をだましとった疑いがあります。

 

また、この事件をめぐり「国際ロマンス詐欺」の日本人グループの主犯格とみられる男(59)など合わせて17人が逮捕され、被害総額は4億9000万円にのぼるとみられています。

 

 

返金が難しいロマンス詐欺には要注意!

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今回ご紹介したロマンス詐欺事件では犯人グループの一部が逮捕されましたが、逮捕に至った珍しいケースと考えられます。

 

ロマンス詐欺の被害事例は次々出てくるにも関わらず、ロマンス詐欺師が捕まったというニュースは一向にでてこないのです。

 

これには理由があり、ロマンス詐欺を行う詐欺集団の拠点は海外にあることが多く、詐欺集団のしっぽをつかむことが困難だからです。

 

実際に今回ご紹介したロマンス詐欺事件でも、ガーナ国籍の男はいまだ逮捕に至っていません。

 

今回ご紹介したロマンス詐欺事案では、日本人グループの主犯格を含めた17人が逮捕されました。以前までは、ロマンス詐欺グループ集団そのものが外国人で構成されていると考えられていましたが、この事案では日本人詐欺グループが共謀して詐欺行為を働いていたという極めて悪質な手口でした。

 

ロマンス詐欺被害、返金できる?

ロマンス詐欺被害の返金解決は、被害状況によって異なりますが、返金請求が困難になるケースが非常に多くなっています。

 

なぜなら、国内の被害であっても詐欺師や詐欺業者の特定が困難なケースもあるうえ、外国となるとなおさら特定が困難になるからです。

 

また、ロマンス詐欺では仮想通貨や海外口座へ送金が行われることもあります。そうなると、さらに返金は困難になると考えられます。

 

仮想通貨や海外口座を通じての送金は、国内の銀行口座振り込みよりも流れが追いにくく、送金先の個人情報開示が困難だからです。

 

ロマンス詐欺被害に遭わないためには、事前にロマン詐欺師の特徴や見分け方を知っておく事が大切です。

 

ロマンス詐欺の返金については、ロマンス詐欺の返金方法を解説のページで詳しく説明していますので、ご参考になれば幸いです。

 

ロマンス詐欺に関する詐欺被害者がひとりでも減ることを切に願います。

 

 

 

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