インフルエンサーを使った借り入れ詐欺が急増!逮捕事例や手口を解説
 

目次

 

近年、知名度や人気のあるインフルエンサーを使った借り入れ詐欺の被害が増えていることをご存じですか?

借り入れ詐欺とは、嘘のキャンペーンと知らずにインフルエンサーが宣伝を行い、申し込みや応募をしていた人に対し、消費者金融での口座開設を誘導し、不正に借り入れを行う詐欺のことです。

 

そこでこの記事では、2023年10月に報じられたインフルエンサーを使った借り入れ詐欺の逮捕事例や手口、借り入れ詐欺での返済義務の有無について、解説します。

 

インフルエンサーを使った借り入れ詐欺の逮捕事例

インフルエンサーを使った借り入れ詐欺の逮捕事例

 

他人名義の消費者金融口座から20万円を不正に引き出したなどとして、京都府警は福岡市に住む男(22)を不正アクセス禁止法と窃盗の疑いで逮捕しました。

男は2023年5月、20代の女性名義の消費者金融の口座情報を使い、ATMから20万円を不正に引き出した疑いが持たれています。

 

捜査関係者によりますと、男は実在するポイントサイトの運営会社を装い、モデル活動をしているインフルエンサーに、「キャンペーンに登録すれば5万円もらえる」などと謳った虚偽のキャッシュバックキャンペーンを宣伝させていたということです。

 

被害に遭った女性は、インフルエンサーが宣伝していた嘘のキャッシュバックキャンペーンに申し込み、その手続きとして消費者金融での口座開設を指示されたといいます。

またその際、口座に設定するID・パスワードなどは業者側から指定されたものを使っていました

 

国民生活センターによりますと、2023年5月以降、インフルエンサーが宣伝する同様の嘘のキャンペーンに応募し、知らないうちに借入させられていたという被害相談が急増しているとして、注意を呼び掛けています。

 

 

インフルエンサーを使った借り入れ詐欺の手口とは

インフルエンサーを使った借り入れ詐欺の手口とは

 

今回ご紹介したようなインフルエンサーを使った借り入れ詐欺の事例は増えており、被害に遭う方が後を絶ちません。

 

では、インフルエンサーを使った借り入れ詐欺はどのような手口で行われているのでしょうか。

そこで、インフルエンサーを使った借り入れ詐欺の手口を詳しく解説していきます。

 

インフルエンサーに嘘の広告を宣伝させる

 

今回ご紹介した借り入れ詐欺の事例では、男はインフルエンサーに噓のキャンペーンの宣伝を依頼する際、実在するポイントサイトの運絵会社を装い、キャンペーンに関する投稿や登録があるたびに報酬が発生し、後払いで支払うと約束されていたといいます。

 

インフルエンサーを使った借り入れ詐欺では、大手企業の名を騙った偽のキャンペーンの宣伝依頼を行うことが多く、宣伝を依頼されたインフルエンサーは“大手企業を騙った詐欺業者からの詐欺広告宣伝の依頼“であることに気づかずに宣伝をしてしまうケースが非常に多くみられています。

 

投稿内容は業者から細かく指定され、「キャンペーンの申し込みはLINEから」などと言い、LINEの追加へ誘導します。

 

 

LINEに誘導し、消費者金融の口座を開設させる

 

LINEアカウントの友だち追加へ誘導した後は、業者側から「キャンペーンの申し込みには消費者金融への登録が必要」などと嘘を言い、消費者金融での口座開設へ誘導します。

 

その際、「なぜ消費者金融で口座開設をする必要があるのか」という質問があった場合、詐欺業者側は「今回のキャッシュバックイベント主責任会社となるからです」「不利益は一切生じません」などと嘘をつきます。

 

 

アカウントのIDやパスワードなどを聞き出す

 

今回ご紹介した逮捕事例では、消費者金融に口座を開設する際、業者側から指定されたID・パスワードを使ったということでした。

 

その他に、「キャンペーン登録を完了させるためにIDやパスワード情報を送ってください」など、アカウント情報を聞き出そうとする手口も確認されています。

 

 

今回の逮捕事例のポイントとは

今回の逮捕事例のポイントとは

 

今回ご紹介したインフルエンサーを使った借り入れ詐欺の逮捕事例は、インフルエンサーに偽のキャンペーンの宣伝させ、キャンペーンに申し込んだ人に対して消費者金融への会員登録へ誘導、指定したID・パスワードで口座を開設させ、不正に借入するというものでした。

 

ではここで、この逮捕事例のポイントを解説します。

 

消費者金融への会員登録へ誘導する

 

近年、人気インスタグラマーやインフルエンサーが紹介したキャンペーンや広告が詐欺案件で、指示通りに登録を進めると消費者金融への会員登録へ誘導され、IDやパスワードを相手に伝えるよう指示を受けたあと、不正に消費者金融で借入をされるという事例が相次いでいます。

 

そのため、キャンペーンや副業などと謳った広告へアクセスした際、消費者金融への会員登録を誘導されたら詐欺であると考えましょう。

 

また、消費者金融の会員登録に限らず、すべてにおいてIDやパスワードを第三者に伝えていけません。

消費者金融へ会員登録をするだけでは不正に利用されることはありませんが、ID・パスワードを伝えてしまうと勝手にお金を引き出されてしまいます。

また、業者側から設定するID・パスワードを指定された場合も不正にお金を引き出されるためくれぐれもご注意ください。

 

 

消費者金融では、こうした事例が相次いでいることから注意喚起がなされています。

 

SNS等でキャンペーンを装いアイフルで契約するよう誘導し、現金をだまし取る詐欺にご注意ください。
インフルエンサーのインスタグラムのストーリーの閲覧者を当社のHPや申込フォームに誘導し、申込完了後に借入に必要となるIDやパスワード、認証コードを要求、閲覧者が意図しない第三者が現金をだまし取る事案が発生しております。

SNSを活用した詐欺にご注意ください

 

インフルエンサーによる案件以外でも、同様の手口で消費者金融の口座を開設するよう誘導された場合は詐欺であると考えられるため、くれぐれもご注意ください。

 

 

「インフルエンサー=信用できる」存在ではない

 

今回の詐欺事例は、消費者側の「インフルエンサーが紹介している=信用できる」という心理を悪用した手口だと考えられます。

 

インフルエンサーは事務所に所属していることが多く、紹介する案件は事務所が精査していること場合もあるため、未然に詐欺案件を防ぐことができると考えられます。

 

今回案件を依頼されたインフルエンサーが事務所に所属していたかどうかは分かりませんが、個人で仕事を選ぶことができる場合は、案件の精査が甘くなってしまう傾向にあるかもしれません。

また、今まで発生したインフルエンサーによる詐欺案件紹介事例でも、事務所へ所属しておらず、フリーで活動していたインフルエンサーであったことが分かっています。

 

今回の事例でインフルエンサーが紹介する案件全てが安全ではないことが明確に判明したため、消費者側も盲目的に信じるのではなく、怪しいと感じたら詐欺を疑い、商品購入や会員登録といった誘導に従わないようご注意ください。

 

 

消費者金融で勝手に借金された場合の対処法

消費者金融で勝手に借金された場合の対処法

 

今回の事例において、「勝手に消費者金融で借金された場合、返済義務はあるのか?」というご相談が寄せられました。

 

結論からお伝えしますと、債務が免除される可能性は低く、返済義務が生じるのではないかと考えられます。

なぜなら、第三者へIDやパスワードを教える、または第三者から指定されたIDやパスワードを使用する、といった行為は被害者側に重大な過失があったと認められると考えられるからです。

また、日本貸金業界は、自ら操作して消費者金融に口座を開設し、IDやパスワードも自らの意思で教えている場合、一般的には補償の対象とならないとしており、騙されて借り入れをされた場合でも、返済義務は残るとの見解を示しています。

 

では、被害に遭った場合どうしたらよいのでしょうか。

 

今回のような詐欺案件の被害に遭った方は、「警察へ被害届を出す」ことが正しい対処法といえるでしょう。

 

同様の手口で被害に遭った方もたくさんいらっしゃるため、警察が犯人逮捕へ動く可能性があります。

 

そのため、詐欺業者に個人情報を入力してしまった方や、勝手に借金された方は、速やかに警察へ相談、被害届を提出することをおすすめします。

 

 

インフルエンサーを使った借り入れ詐欺には要注意

インフルエンサーを使った借り入れ詐欺には要注意

 

この記事では、インフルエンサーを使った借り入れ詐欺の逮捕事例や手口、事件のポイントや返済義務の有無について解説しました。

 

また、借り入れ詐欺の被害に遭った場合でも、IDやパスワードを第三者に教える、または指定されたIDやパスワードを使用する、といった行為は重大な過失と認められ、債務が免除される可能性は低く、返済義務が残ると考えられるため、消費者金融の口座にかかわらず、IDやパスワードを第三者に教えないようくれぐれもご注意ください。

 

インフルエンサーを使った借り入れ詐欺は、「知名度があり人気のあるインフルエンサーの紹介だから大丈夫」という心理を悪用した手口です。

インフルエンサー側も、自分自身が詐欺の案件を宣伝していると知らずに何度も投稿を行ってしまうケースが多く、被害拡大の要因になっていると考えられます。

 

インフルエンサー側はより一層、案件の精査や詐欺事案の排除といった努力を行うこともちろん、消費者側も盲目的に信じるのではなく、少しでも怪しい、おかしいと感じた場合には詐欺を疑うことも大切です。

 

今後も同様の手口でインフルエンサーが知らずに詐欺案件を紹介する事例は増えていくと考えられますので、くれぐれもご注意ください。

 

過去に発生したインフルエンサーを使った借り入れ詐欺については、こちらの記事もあわせてご参照ください。

 

 

 

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